今も評価される家族への責任感
一方「父親のようになりたい」「父親のような人と結婚したい」と回答した理由として、男女ともに最も多かったのは「家族のために一生懸命働き、経済的に支えてくれている」だった。

自由回答では、
「困ったときに父に言えば、必ず助けてくれる安心感があります」(20代/女性)
「多忙でも仕事のグチやストレスを家族に見せず、週末や夏休みは率先してドライブに連れて行ってくれました」(40代/女性)
「家族のために責任を持って働き続けてくれたこと。特別に派手ではなくても、毎日の生活を支え続ける姿勢がすごいと思っています」(40代/男性)
といった声が挙がった。家族を支える責任感や誠実さは、今も父親像として高く評価されていることがわかる。
理想の父親像は「頼りがい」と「支え合い」
理想の夫・父親像について尋ねたところ、女性では「いざというときの頼りがい」が最も多く、「家事・育児への積極的な参加」が続いた。男性では「優しさ」がトップとなり、「いざというときの頼りがい」が続いた。興味深いのは「経済的安定」は男女ともに上位に入ったものの、最も重視される項目ではなかったことだ。

また、自身が育った家庭の夫婦像・パートナー像について「理想に近い」と回答した人に理由を尋ねたところ、最も多かったのは「よく会話をしている・コミュニケーションが活発」。続いて「経済的に安定し、協力し合っている」「休日は一緒に出かけたり、共通の趣味を楽しんだりしている」が上位となった。

今回の調査で印象的だったのは、「父親への尊敬」と「結婚相手に求める条件」が必ずしも一致していない点だ。家族を支え続けた親世代への感謝はありながらも、そのまま同じ夫婦像を目指すのではなく、自分たちなりの関係を築きたいと考える人が増えているのだろう。経済力だけでなく、会話や協力、安心感を重視する価値観の広がりがうかがえる結果といえそうだ。
引用元:IBJマッチングアプリ研究室


