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2026.06.04 08:30

イランがクウェート空港をドローン攻撃、1人が死亡し多数負傷 停戦崩壊の危機

Fatemeh Bahrami/Anadolu via Getty Images

Fatemeh Bahrami/Anadolu via Getty Images

クウェート政府は米国時間6月3日、イランのドローンがクウェート国際空港のターミナルビルを直撃し、1人が死亡、少なくとも63人が負傷したと発表した。米軍とイラン軍が再び火花を散らすなかで起きたこの攻撃は、両国間の緊迫した停戦協定を根底から覆す脅威となっている。

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クウェート軍は弾道ミサイル13発と敵対的なドローン17機を迎撃したとSNSで発表した。これについて、同国国防省の報道官であるサウド・アブドゥルアジーズ・アルアトワン大佐は「イランによる凶悪な侵略行為」だと強く非難した。

クウェート保健省によると、この攻撃で負傷した63人のうち7人が「緊急手術」を必要とする状態にあるという。また、同国外務省は1人の死亡を確認しており、のちにインド外務省は、この犠牲者がインド国籍の人物であること、また、他にも「数人」のインド国籍の人物がこの攻撃で負傷したことを確認した。

クウェート政府は、この攻撃が「外交拠点を含む重要施設」にも被害を与えたと述べたが、その具体名を明かしていない。なお、ロイター通信が公開した映像からは、クウェート国際空港の第1ターミナルビルで火災が発生している様子が見て取れる。

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これらの報告に加えて、バーレーン軍は、米海軍の主要基地も置かれている同国の「民間施設」を標的とした弾道ミサイル3発と数機のドローンを迎撃したと発表した。

イラン側の主張によると、米国はホルムズ海峡のゲシュム島にあるタンカーと通信タワーを攻撃しており、バーレーンとクウェートには米国の攻撃に対する「直接的かつ明確な責任」があるという。

米国とイランによる一連の衝突は、両国間の和平交渉が停滞の兆しを見せるなかで起きている。6月1日、イランのアッバス・アラグチ外相は、レバノンのヒズボラに対して続けられているイスラエルの空爆と地上作戦を非難し、「イランと米国の間の停戦は、レバノンを含むすべての戦線における停戦であることは明白だ」と強調した。アラグチ外相は、レバノンを含むいずれかの戦線での停戦違反は合意全体を破棄することにつながり、イランは米国とイスラエルにその責任を追及すると述べた。イラン国営メディアは、同国が和平交渉から離脱する計画であると報じたが、これについてドナルド・トランプ大統領は「まったく気にしていない」と述べている。

クウェート国際空港は以前にイランから受けた攻撃により運営停止していたが、今回の攻撃の2日前に全面復旧したばかりだった。ロイター通信の報道によると、3月に起きた以前のドローン攻撃では、同空港にある燃料タンクが損傷し、火災と黒煙が上がったものの、死傷者は出ていなかった。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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