2024年に着任した陳は、ニューヨークでの業務を通じて米国の主要企業と定期的に接触していると明かしたうえで、「彼らは中国で事業を拡大したいと考えており、中国市場は確実性が高く、潜在力も非常に大きいとみています」との認識を示した。在中国米国商工会議所のデータとして、中国に進出している米国企業の業績は2025年に改善し、調査に回答した企業の半数以上が中国を世界の投資先トップ3のひとつに挙げたとも説明し、「米国企業にとって、中国が引き続き魅力的な投資先で重要な市場であることは明らかです」とした。
陳によれば、トランプと習は今回の会談で「経済・貿易、公衆衛生、農業、観光、国民同士のつながり、法執行といった分野での交流と協力について、一連の共通認識と成果」に達した。「これは中国と米国の相互関係を強力に後押しするでしょう」と陳は期待を示した。
新設される貿易委員会と投資委員会に関して、陳は「実行」が鍵を握ると強調した。陳は習がよく用いる政治スローガンを引用し、「成功は『1割が計画、9割が実行(一分部署、九分落実)』です」と唱えた。「両首脳間の重要な共通認識を中国・米国関係の明るい展望へと変えていくために、双方はさまざまな分野・レベルで共に取り組んでいく必要があります」
陳は「両国がくしゃみをすると、世界経済が風邪をひくと言われています」とも述べた。双方はそうした事態を避けるために、忙しい日々を送ることになるだろう。


