暮らし

2026.06.04 16:00

「一生を共にする」相手に相応しい人物かわかる最も明確な2つのサイン、心理学者が解説

stock.adobe.com

2. 「関係を修復しようとする試み」を受け入れているか

どれほど相性の良い2人であっても、衝突は避けられない。本当に重要なのは、その2人が衝突から回復する方法を知っているかどうかだ。だからこそ、高名な人間関係の研究者であるジョン・ゴットマン博士は、長期的な関係の安定性を示す最も強力な指標の1つは「修復の受け入れ」であると主張する。これは、絶えず攻撃を続けたり、殻に閉じこもったり、あるいは喧嘩に「勝とう」としたりするのではなく、衝突の過熱を抑えようとする相手の試みを、パートナーが快く受け入れる姿勢のことである。

advertisement

こうした修復の試みは、往々にしてささやかなものだが、衝突が良い変化へとつながるかどうかを左右する、極めて重要な役割を果たす。たとえば、以下のような言動だ。

・「ごめん。今の言葉、別の言い方で伝え直させてほしい」という言葉
・「お互い熱くなっているから、少し休憩しない?」という言葉
・口論の最中に、パートナーの手にそっと触れる
・緊張を和らげるために、ちょっとしたユーモアを交える
・「怒る気持ちはよく分かるよ」という言葉
・頭を冷やしたあとで、改めて話し合う

学術誌『Journal of Family Psychotherapy』に掲載されたゴットマン博士による2015年の研究では、効果的な修復の試みを行うことは、衝突の最中にネガティブな感情を和らげ、ポジティブな感情のつながりを取り戻す上で極めて重要であることが示されている。

advertisement

興味深いことに、最も効果的な修復は、論理的なものよりもむしろ感情的なものであることが多いことを彼は突き止めた。つまり、ユーモアの共有、愛情表現、共感、自分の非を一部認めること、 そして「私たちは大丈夫」といった相手を安心させる言葉こそが、カップルが心のつながりを取り戻すうえでの最も強力なツールになるのである。また、衝突が完全に激化する前の初期段階で行われる「先回りの修復」が、特に効果的であることも彼は発見している。

関係性の中で衝突がいつまでも解決されずに放置されると、その「しこり」は衝突しているとき以外の時間をも汚し始める。一方がいつも謝って和解を試み、もう一方は冷淡な態度をとるか、気が済むまで不機嫌に振る舞う。こうしたことが常態化してしまうと、些細な意見の相違さえも、2人の人間関係を崩すような脅威に感じられてしまうのだ。

もしパートナーが修復の試みを切り出したり、それを受け入れたりすることに長けていれば、口論は以下のような言葉で締めくくられるだろう。

・「よし、仕切り直そう」
・「言いたいことは分かったよ」
・「まだ怒りは収まっていないけれど、こんな風に喧嘩をし続けたくはないな」
・「お互いに落ち着いてから、後で話そう」

次ページ > これら2つの特性を持つパートナーが重要な理由

翻訳=江津拓哉

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事