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気候・環境

2026.06.22 09:00

24時間365日の再エネ電力が、化石燃料の「信頼性神話」を崩壊させる

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何十年もの間、化石燃料には再生可能エネルギーに対して決定的な優位性があった。信頼性である。太陽光パネルは日没後に発電が止まり、風力タービンは風のない日には回転が鈍る。批評家は、現代の社会は出力が不安定な電力だけでは経済活動を維持できないと主張してきた。だが、その前提は予想以上の速さで崩れつつある。

国際再生可能エネルギー機関(IRENA)によれば、エネルギーシステムの経済性は構造的な転換を迎えている。新たな分析でIRENAは、太陽光と風力に蓄電池を組み合わせれば、24時間体制の電力を、石炭や天然ガスと競合するコストで——そして多くの地域ではそれを下回るコストで——供給できるようになったと結論づけた。

「再生可能エネルギーが経済的に成り立つのか、信頼できるのか、といった議論はもはやできない」と、IRENA事務局長のフランチェスコ・ラ・カメラは筆者に語った。「エネルギー転換はすでに始まっており、反対派の有無にかかわらず進展するだろう」

ラ・カメラの主張は、単なるコスト曲線以上に根本的な転換に基づいている。

IRENAは今回、24時間体制の再生可能電力について、世界で比較可能な基準を初めて開発した。「Firm Levelized Cost of Electricity(安定供給を考慮した発電コスト)」である。これにより、同等の信頼性条件のもとで、再生可能エネルギーのシステムと化石燃料の発電を直接比較できる。

結果は明確だ。太陽光・風力資源の良好な地域では、再生可能エネルギーのシステムはすでに化石燃料とコスト競争力を持つ。具体的には次の通りである。

・蓄電池を組み合わせた「Firm」太陽光システムは、1メガワット時あたり54〜82ドル(約8660〜1万3100円)の範囲にある

・蓄電池を組み合わせた「Firm」風力システムは、1メガワット時あたりおよそ59〜94ドル(約9460〜1万5100円)の範囲にある

・中国では世界的なコスト下限がさらに低く、太陽光+蓄電池の一部システムは1メガワット時あたり30ドル(約4810円)に近づいている

・対照的に、主要市場における新設の石炭火力は一般に1メガワット時あたり70〜85ドル(約1万1200〜1万3600円)の範囲で、新設のガス火力は100ドル(約1万6000円)を超えることがある。

「これはもはや理論ではない」とラ・カメラは言う。「競争力のある形で24時間365日の電力を供給する具体的なシステムを、私たちは今、目の当たりにしている」

ベースロード神話を分解する

太陽光、風力、蓄電を最適化したシステムとして組み合わせると、「断続的電源」と「ベースロード電源」という従来の区別は崩れ始める。蓄電池コストは2010年以降90%以上下落し、この変化を加速させた。さらに、2030年までに約30%の追加下落も見込まれており、最も競争力のある地点では2030年代半ばまでに、1メガワット時あたり50ドルを下回る水準に押し下げられる可能性がある。

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