イランの同盟勢力であるイエメンの反政府武装組織フーシ派が、インド洋と紅海を結ぶ要衝であるバブ・エル・マンデブ海峡を標的にする可能性があり、米国とイスラエルが続ける紛争に再び加わり得るという。イランの国営系メディアを引用した情報として、複数の報じた。なお、イランは米国との協議を打ち切っている。
イラン、フーシ派によるバブ・エル・マンデブ海峡の封鎖を示唆
イランの通信社タスニムは、イスラエルがレバノンのヒズボラに対して軍事作戦を続けた場合、イランと米国の停戦が終わり得ると報じた。またイエメンの同盟勢力が、イスラエルを「罰する」ためにバブ・エル・マンデブ海峡を封鎖する可能性があると伝えた。
米国時間4月、イランの新たな最高指導者モジュタバ・ハメネイの顧問であるアリ・アクバル・ベラヤティは、Xへの英語投稿で、米国の反対勢力が「バブ・エル・マンデブ海峡をホルムズと同様に見ている」と述べた。ホルムズ海峡は主要な石油輸送ルートであり、戦争開始後にイランが事実上封鎖し、米国は4月に封鎖を開始した。
イランはバブ・エル・マンデブ海峡に面していないが、イエメンは面しており、イランはフーシ派と緊密に同盟している。フーシ派はイエメンの武装組織で、ガザでの戦争への対応として、2023年と2024年に紅海でイスラエル関連の船舶に対し数十回の攻撃を実施した。
フーシ派は3月下旬、イスラエル国内の軍事標的に向けたミサイル発射を開始した。
GasBuddyのデータによると、ホルムズ海峡の封鎖は世界の原油価格を急騰させ、米国のガソリン平均価格を1ガロン当たり4ドルを上回る水準に押し上げた。



