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2026.06.01 09:00

インテル株1年で6倍超に上昇、工場貸し出しで狙う製造王者への復活

wolterke - stock.adobe.com

主要なリスク

主要リスクは、ターンアラウンドの実行に失敗することにあり、2つのシナリオとして表れる。(1)高マージンのデータセンター分野で、AMDのEPYCやARMベースの選択肢に対して市場シェアの喪失が継続し、主要な利益源が毀損する。(2)重要な18Aプロセスノードで遅延、または歩留まりが不十分となり、潜在的なファウンドリー顧客がTSMCにとどまり、インテルの将来製品が競争力を失う。

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この2つのリスクは自己増殖的でもある。サーバー市場のシェア低下は、18Aの歩留まり最適化に必要な社内ボリュームをファウンドリーから奪う。一方で18Aのつまずきは、市場シェアを取り戻すための競争力ある製品をインテルから奪う。

メカニズム

ファウンドリー(IFS)が利益を生み出せず、四半期ごとに数十億ドル規模で利益を押し下げる状況が続き、同時に中核のデータセンター事業が最も収益性の高いシェアを競合に奪われ続ければ、このシナリオは崩壊する。そうなれば、レガシー事業が縮小し続ける中で将来投資がリターンを生まないという負のフィードバックループが生じる。

加えて、インテルのバリュエーションは過去のピーク近辺にあり、失敗の許容度は小さい。18Aのタイミングがわずかに遅れるだけでも、あるいはサーバーシェア喪失が加速した四半期が1回あるだけでも、バリュエーション(企業価値評価)は大きく縮小し得る。

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根拠

・インテルのサーバーCPU市場シェアは2026年第1四半期に前年同期比で72.8%から66.8%へ低下し、AMDのデータセンター売上は初めてインテルを上回った

・Intel Foundry部門は2026年第1四半期だけで24億ドルという巨額の営業損失を計上した

・競合であるエヌビディアとAMDは、それぞれのデータセンター部門をより高い成長率で急拡大させている(前年同期比でインテルの22%に対し、92%と57%)

・インテルの株価が予想利益の100倍超で過去のピーク近辺にある中、ルールベースの投資フレームワークを用いることで、モメンタム主導のセンチメントを排し、資本配分が政策の見出しではなく、18Aノードの月次歩留まり改善や契約獲得といった厳格な製造指標によって決定が可能になる。

forbes.com 原文

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