暗号資産

2026.05.30 11:00

「正気とは思えないほどの増刷」米ドルの崩壊、ビットコイン価格を「100万ドル」に押し上げるとの予測

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ディベースメント・トレードに沸く金とビットコイン

継続的なインフレとFRBによる紙幣の増刷が米ドルの価値を低下させると見るトレーダーらにより、銀とともに上昇を続ける金の価格は過去2年間で2倍に跳ね上がった。

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「私たちは世界金融危機後の時代に生きており、政府は正気とは思えないほどの額のお金を増刷するつもりだ」とポンプリアーノは述べた。

「政府がお金を増刷し続けているため、(金やビットコインのような非生産的資産は)実際に株式をアウトパフォームしている」とポンプリアーノは述べ、長期にわたり金のリターンがS&P500のそれを上回っていると指摘した。そして、時期への明言は避けたものの、ビットコイン価格はいずれ100万ドル(約1億5900万円)に達すると予測した。

「ビットコインはいつか100万ドルに達するだろうか。そうに違いない。だが、価格を予想するのは簡単なことだが、その時期を予測するのは難しい」。

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米ドルの将来に対する懸念は近年高まっており、伝説的な投資家のレイ・ダリオは、ドルが崩壊の瀬戸際に立たされていると警告している。

経済が「危機と崩壊」に向かっているのかと問われたダリオは、将来的に「金融危機が起きれば、政府の歳出能力は非常に限られたものになる」と語り、「法定通貨のいずれもが、効果的な富の保存手段になるとは思わない」と付け加えた。

ダリオによるこの警告に先立ち、JPモルガンのアナリストらは「ディベースメント・トレードの対象が金からビットコインへとシフトしている」との見方を示した。

暗号資産ニュースメディアのザ・ブロックが確認したリサーチノートの中で、ニコラオス・パニギルツォグル率いるJPモルガンのアナリストらは、イランとの紛争が始まって以来、ディベースメント・トレードにおいてビットコインが金に対して優位に立ちつつあるとの見解を示した。ビットコインは、その供給上限と不変の性質から時に「デジタルゴールド」とも呼ばれるが、近年ではビットコイン上場投資信託(ETF)への資金流入額が金ETFを追い越した。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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