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2026.06.03 18:00

長続きする2人の関係において「魅力以上に大切」なもの 心理学者が解説

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多くの人、特に女性は痛ましいほど多くの時間を恋愛関係における魅力について思い悩むことに費やす。長年一緒に過ごした後でもパートナーは自分を求めるだろうか。ストレスを抱え、年をとり、子どもを持ち、体重が増減し、病気になり、あるいは単に時間が過ぎた後でも自分を求めるだろうか。

そうした不安は理解できる。現代のメディアは愛を相性や魅力という尺度で測るものだとするメッセージであふれている。その結果、私たちは魅力が薄れたら関係も終わると信じ込まされている。だが心理学的に言えば、そもそも魅力は関係を永遠に支えるようにはなっていない。

実際、健全で長期的なパートナーシップにおいて、魅力は多くの人が思っているほど重要ではない。身体的なつながりは大切だが、カップルは、美しさや新鮮さ、心酔といったものが本質的に一時的なものだと認識すべきだ。身体は変化し、日々のルーティンが生まれる。ストレスは積み重なり、人生はますます平凡なものになっていく。それでもなお、多くのカップルは互いに深い愛情を注ぎ合っている。

なぜなのだろうか。それは、長続きする関係が魅力よりもはるかに強固なもの、つまり感情的な親密さの上に築かれる傾向にあるからだ。パートナーは「本当に自分をわかっている」「自分を理解してくれている」「支えてくれている」「気持ちの面で安心して頼れる存在」という感情的な親密さが、身体的な魅力よりも確実に長期的な満足度につながることが研究で一貫して示されている。

その理由を見ていこう。

魅力は満足度を示す確実な指標ではない

専門誌『International Journal of Environmental Research and Public Health』に2023年に掲載された研究は、交際初期に魅力を強く感じる理由の1つとして新鮮さを挙げている。

著者たちは、恋愛の初期は相手がまだ新鮮な存在であるという点で心理的に独特な時期だと指摘している。この新鮮さは情熱や興奮、性欲、執着、やる気などあらゆるものを高める。だからこそ恋愛の初期には魅力と満足感が切り離せないもののように感じられる。脳が新しい発見に対して積極的に報酬を与えているからだ。

次ページ > 長期的な関係における魅力は、外見的なものから深い人間関係に基づくものへと変化していく

翻訳=溝口慈子

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