年代で異なる界隈への所属の意味
ただし、同じ「界隈に所属している」でも、年代によってその中身はかなり違う。10〜20代は1万円以上を界隈関連に使う層が一定数おり、支出は増加傾向にある。買う前に「界隈に聞く」のが当たり前の世代だ。
30代は中間層が厚く支出が分散しているのに対し、40代は1000円未満が45%超と最多で、仕事や子育てのなかで趣味へのお金の使い方が絞り込まれている。
対照的なのが50〜60代で、支出が最低水準に集中する傾向が強まり、消費よりも情報収集や人とのつながりに界隈の価値を見出している姿が浮かぶ。

それでも、界隈への所属が幸福度を「向上させた」と答えた人は全体の6割を超える。

お金を使う量ではなく、文脈を共有できる場所があること自体が満足度を支えているとすれば、界隈の本質は消費の器ではなく、信頼の器なのかもしれない。
【調査概要】
調査対象:10代〜60代の男女375人
調査期間:2026年4月13日〜14日
調査方法:インターネットリサーチ


