ヨーロッパへの憧れは「世界観や政策」
4位以下にはイタリア、イギリス、フランス、スウェーデン、フィンランドなどヨーロッパ勢が並んだ。イタリアでは「パスタが好きだから」「なんかオシャレ」。イギリスでは「ハリーポッターの聖地だから」、フランスでは「いろんな洋菓子の本場だから」「絵本の中の世界だから」「街並みが素敵だから」といった回答が見られた。
またスウェーデンやフィンランドでは「幸福度ランキングで上位だから」「高福祉国家だから。味わってみたい」「教育方法などが日本と大きく違い、興味があるから」など、幸福度や教育、福祉といった国の仕組みに関心を持つ回答も見られた。
「大成功」より「安心して暮らしたい」
今回の調査で印象的だったのは、若者たちが「どれだけ成功できるか」より、「安心して暮らせるか」を重視しているように見える点だ。日本を選んだ理由には「安全」「平和」「清潔」「ご飯がおいしい」「今の生活に満足している」といった、“生活感覚”に近い言葉が並んだ。かつての「海外で成功したい」「もっと豊かになりたい」という価値観よりも、「普通に安心して暮らしたい」という感覚が強く出ているようにも見える。
また、韓国やイギリス、フランスなどを選ぶ理由を見ると、「国家そのもの」への憧れというより「K-POP」「ハリーポッター」「映える街並み」などSNSや動画を通じて見てきた“世界観”への憧れが強い点も特徴的だった。
さらに日本支持の背景には、「外国にいいイメージがない」「他の国怖いから」といった回答も見られた。SNSやニュースを通じて、戦争や治安悪化の情報に日常的に触れている世代だからこそ、「世界へ飛び出したい」より「安全に暮らしたい」という意識が強まっているように思う。
出典元:ワカモノリサーチ


