米国は第5位のブドウ栽培国で、41万5000ヘクタール(-0.9%)。7年連続で着実に減少している。カリフォルニアでの抜根継続が取り沙汰されている現状を踏まえると、この傾向は続きそうだ。
2025年の世界ブドウ栽培国トップ10(ブドウ畑面積)
・スペイン:91万9000ヘクタール(-1.3%)
・フランス:74万ヘクタール(-4.4%)
・中国:73万3000ヘクタール(0.0%)
・イタリア:72万6000ヘクタール(-0.3%)
・米国:41万5000ヘクタール(-0.9%)
・トルコ:39万5000ヘクタール(-1.3%)
・インド:19万7000ヘクタール(+2.1%)
・アルゼンチン:19万6000ヘクタール(-1.9%)
・ルーマニア:18万7000ヘクタール(-0.1%)
・ポルトガル:17万1000ヘクタール(-0.9%)
ワインの国際貿易
数十年にわたり、ワインの国際貿易は着実に拡大してきた。だが、これが変わったのが2022年で、そこから減少が始まった。2025年の世界のワイン輸出量は9480万mhlで、変化は-4.7%である。それでも、生産国とは別の国で消費されるワインは、ほぼ2本に1本に達する。
2025年の輸出減少は、当然ながら米国の反貿易的措置(関税)や、複数の大消費国(米国を含む)での需要減の影響を受けた。
金額ベースでは、世界のワイン輸出は338億ユーロ(約6兆2800億円)に達し、2024年比で6.7%減となった。これは、世界のコーヒー輸出470億ユーロ(約8兆7300億円)、チョコレート輸出400億ユーロ(約7兆4300億円)、あるいは興味深いことに高級腕時計の輸出470億ユーロ(約8兆7200億円)と比較できる。
数量と金額の双方で輸出が減少した一方、平均輸出価格はほぼ変わらず、1リットル当たり3.56ユーロ(約661円)(-2.1%)だった。
瓶詰めワイン(スパークリングを除く)は、国際貿易における数量の51.1%、金額の66.4%を占めた。スパークリングワインは数量で11.2%、金額で24.3%と、驚くほど高い割合を占めた(もちろんシャンパーニュの平均価格の高さに強く押し上げられている)。ボックスワイン(2〜10リットル)は数量で3.6%、金額で2%だった。最後に、バルクワインは世界のワイン輸出の数量で34%を占めたが、金額では7.3%にとどまった。輸出におけるバルクワインの平均価格は1リットル当たり0.75ユーロ(約139円)だった。


