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2026.05.27 14:00

半導体マイクロン、株価が18%急騰 時価総額1兆ドルクラブの仲間入り

maurice norbert - stock.adobe.com

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半導体メーカーのMicron Technology(マイクロン・テクノロジー)は米国時間5月26日、株価が18%急騰して890ドルを上回り、時価総額が初めて1兆ドル(約159兆3000億円)に達した。ウォール街のアナリストが同社株の投資判断を引き上げたことが追い風となった。今回の評価引き上げは、AIの構築において、エヌビディアなどが手がける演算用半導体(ロジック半導体)と並び、メモリーチップが最も重要な部品の一つであることを裏付けた格好だ。

UBSのアナリストは、マイクロンの目標株価を3倍超に引き上げ、1625ドルとした。これは、今後12カ月で同社の時価総額が1兆8000億ドル(約286兆7000億円)近くに達する可能性を示す水準である。

ファクトセットのデータによると、この目標株価は、マイクロン株を担当するウォール街のアナリスト46人の中で最も高く、コンセンサス目標株価の684.32ドル(約10万9000円)を大きく上回った。

マイクロン株は今年に入って177%上昇し、過去12カ月では800%超上昇している。今年のS&P500構成銘柄の中でも、最も好調な銘柄の一つだ。

マイクロンはメモリーチップを製造している。メモリーチップとは、コンピューターが取り出して使うデータを保持するハードウェアであり、実際の計算を担うエヌビディアのGPUのような演算用半導体とは別のものだ。何十年もの間、メモリーは半導体業界の中でも地味な分野だった。歴史的にコモディティ化した事業であり、需要が急減して在庫が積み上がると業績が悪化するという、厳しい市況循環に左右されてきた。

AIブームがその状況を一変させた。現在のAIシステムでは、処理を担うプロセッサーのすぐ近くに膨大なデータを置いておく必要がある。そのため、メモリーチップはAIサーバーの中でも最も不足し、最も価値の高い部品の一つになっている。

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翻訳=酒匂寛

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