向かった先は高品質と好きなブランド
点数を減らして買うとなれば、1点の選択に慎重になるのは自然な流れだ。値上がりしても買い続けたいアイテムを聞くと、「高品質なアイテム」が34.6%でトップ、「好きなブランドのアイテム」が32.7%で続いた。3位の「着用頻度が高いベーシックアイテム」(25.1%)も、長く使えるという観点では同じ方向だ。

また、支出を増やした層に絞ると「値上がりしても買い続けたいアイテムがある」と答えた人は66%と全体平均の2倍以上に達し、積極的に投資する層ほど価格より価値を重視していることも見えてくる。
数多く買うのをやめた消費者が向かった先は、ファッションからの離脱ではなく、より確かなものへの集中だった。量を絞ることで質への意識を研ぎ澄ませる。そのメリハリが、物価高を経たファッション消費の新しい姿なのかもしれない。
【調査概要】
調査対象:全国の20代〜70代の男女429人
期間:2026年4月16日
調査方法:インターネットアンケート


