2026年版『世界で最も稼いだアスリート』トップ10
以下に、2026年版『世界で最も稼いだアスリート』トップ10を掲載する。
1. クリスティアーノ・ロナウド
総収入:3億ドル(約477億円)
○競技:サッカー○年齢:41歳○国籍:ポルトガル○競技内収入:2億3500万ドル(約373.65億円)○競技外収入:6500万ドル(約103.35億円)
ロナウドは、サッカー選手としてほぼあらゆる栄誉を手にしてきた。唯一残る大きなタイトルがワールドカップ優勝であり、今夏の大会でポルトガル代表としてその悲願に挑む。彼は、選手としてのキャリアの先にあるクラブ経営にも目を向け始めており、2月には、スペイン2部リーグのUDアルメリアの株式25%を取得した。
この出資は、別の意味でも注目を集めた。UDアルメリアのオーナーグループを率いるのは、サウジ・メディア・カンパニーだからだ。ロナウドは同じ2月、目立った選手補強がなかったことなど、アル・ナスルの運営に不満を募らせ、2試合を欠場していた。その直後にサウジ系企業が関わるクラブへ出資したことは、41歳のロナウドがサウジ・プロリーグに残る意思を改めて示したものとも受け止められた。
SNSのフォロワー数が10億人を超えるロナウドは、バイナンス、ナイキ、Perplexityなどの企業とスポンサー契約を結んでいる。長年のパートナーであるハーバライフは第4四半期決算説明会で、ロナウドが同社のヘルステック子会社HBL Pro2col Software LLCに750万ドル(約11.9億円)を投資したと発表した。これを受け、ハーバライフの株価は翌日に18%上昇した。
2. カネロ・アルバレス
総収入:1億7000万ドル(約270.3億円)
○競技:ボクシング○年齢:35歳○国籍:メキシコ○競技内収入:1億6000万ドル(約254.4億円)○競技外収入:1000万ドル(約15.9億円)
サウジアラビアの「リヤド・シーズン」と4試合のプロモート契約を結んだアルバレスは2025年5月、リヤドでウィリアム・スカルを3-0の判定で下した。その4カ月後にラスベガスで行われた次戦では、テレンス・クロフォードに番狂わせの敗北を喫し、通算成績は63勝3敗2分けとなった。この試合はビジネス面では好調だった。観客数は7万482人に達し、ネバダ州で行われたボクシングの試合の観客動員記録を更新した。ネットフリックスにおけるこの試合の視聴者数は4100万人を超え、ピーク時の同時視聴数は2400万件を超えた。
アルバレスは近く、ネットフリックスの長編ドキュメンタリーにも登場予定だ。35歳のメキシコ人ボクサーである彼は最近、人気ドキュメンタリーシリーズ『Formula 1: 栄光のグランプリ』を手がけたBox to Box Filmsとも制作契約を結んだ。アルバレスは、ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、缶入りカクテルブランドVMCを含む事業群を築いている。
3. リオネル・メッシ
総収入:1億4000万ドル(約222.6億円)
○競技:サッカー○年齢:38歳○国籍:アルゼンチン○競技内収入:7000万ドル(約111.3億円)○競技外収入:7000万ドル(約111.3億円)
メッシは5月、MLSレギュラーシーズン通算64試合目で通算100得点関与を達成した。これは従来のリーグ最速記録を31試合も上回るペースであり、報酬面でもメッシの存在感は際立っている。MLS選手会は最近、38歳のアルゼンチン人フォワードであるメッシが2026年、保証報酬として2830万ドル(約45億円)を受け取っていると明らかにした。この金額は、MLSの他の28チームそれぞれの総年俸を上回る。
メッシの収入はリーグの提携企業であるアディダスやApple TVとの収益分配契約によっても押し上げられている。これらは、マスターカード、ミケロブ・ウルトラ、新たに加わったデュラセルなどのブランドとの個人スポンサー契約とは別のものだ。
メッシは10月、インテル・マイアミとの契約を2028年のMLSシーズン終了まで延長した。彼はプロのトップチームでのキャリア最初の17シーズンを過ごしたスペインとのつながりを保っている。メッシは最近、スペイン5部リーグのサッカークラブ、コルネリャを買収したほか、不動産投資信託を通じて、バルセロナにある長年閉鎖されていた建物を約1300万ドル(約20.67億円)で取得した。
4. レブロン・ジェームズ
総収入:1億3780万ドル(約219.1億円)
○競技:バスケットボール○年齢:41歳○国籍:米国○競技内収入:5280万ドル(約83.95億円)○競技外収入:8500万ドル(約135.15億円)
ジェームズは毎年春になると恒例行事のように現役引退の可能性を公然と語るようになっており、先週も「自分の将来がどうなるかは分からない」と語っていた。41歳のフォワードであるジェームズが現役を続ければ、NBA史上最多の出場シーズン数(23シーズン)とレギュラーシーズン出場試合数(1622試合)の記録を伸ばすことになる。その場合、彼は7月にフリーエージェントとなる。
ジェームズは10年前、現役引退後にチームを所有することが夢だと語っていた。彼は3月、NBAチームのオーナーになることに「まったく」関心がないと語った。その理由は、ジェームズがすでにMLBのボストン・レッドソックスと、プレミアリーグのリバプールを傘下に持つフェンウェイ・スポーツ・グループのパートナーになっているからかもしれない。
ジェームズは、DraftKings、ヘネシー、リシャール・ミルなどのブランドとのスポンサー契約に加え、数多くの投資案件を抱えている。直近では、評価額101億ドル(約1.61兆円)でWhoopが実施した資金調達ラウンドに参加したほか、NBAの名選手スティーブ・ナッシュとともにポッドキャスト『Mind The Game』のホストも務めている。同番組は2025年、アマゾン傘下のいくつかのサービスで配信を行うための複数年契約を結んだ。
5. 大谷翔平
総収入:1億2760万ドル(約202.88億円)
○競技:野球○年齢:31歳○国籍:日本○競技内収入:260万ドル(約4.1億円)○競技外収入:1億2500万ドル(約198.75億円)
大谷が2023年12月にロサンゼルス・ドジャースと結んだ10年総額7億ドル(約1113億円)の契約は、総額の大半を2034年以降に分割して受け取る繰り延べ払いの形になっている。31歳の二刀流スターである大谷は昨季、200万ドル(約3.2億円)の年俸に加え、MLBオールスターゲーム出場による4万ドル(約636万円)と、ドジャースのワールドシリーズ制覇に伴うポストシーズンのボーナス約48万5000ドル(約7700万円)を受け取った。
20社を超えるスポンサーを抱える大谷にとって、これらの競技内収入は大きな比重を占めるものではない。最近加わったスポンサーには、グランドセイコー、ゆうちょ銀行、キリンのサプリメント、ワコールのスポーツウェアなどがある。直近の3年連続でMVPに輝いた大谷のユニフォームは、3シーズン連続でMLBで最も売れたユニフォームとなっている。


