暗号資産

2026.05.25 10:00

「ビットコインに失望」億万長者キューバンが姿勢を一転、2022年暴落再来の懸念高まる

Photo by Kevork Djansezian/Getty Images

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ビットコインはこの1週間で急落し、5月中旬以降で10%大きく下落した。ビットコイン初期からの一部保有者が、ビットコインの後継を見つけたと考えていることを明かしたためだ。

そんな中、億万長者の投資家マーク・キューバンが突然手のひらを返し、ビットコイン価格の新たな急落懸念に火を付けた。

キューバンは、投資家が出演するパネル番組『シャーク・タンク』への出演や、かつて「ビットコインよりバナナのほうがいい」と発言したことで知られる。そのキューバンが、コロナ禍の時期に保有を明かしていたビットコインを売却した。インフレヘッジとして機能しなかったことを理由に、この暗号資産は「迷走している」と述べている。

キューバンは、元アメリカンフットボール選手でポッドキャスターのブランドン・マーシャルに対し、次のように語った。「イラン紛争で何もかもが大混乱に陥ったとき……まあ、金(ゴールド)は急騰した……ビットコインは下がった」「そしてドルが下がるたびに、ビットコインは上がるべきだった……なのに、そうはならなかった」。

しかし実際には、米国とイスラエルが2月に初めてイランを攻撃して以来、ビットコインはおよそ25%上昇している。一方、金は10%強下落した。

キューバンは「ビットコインにはより失望している。イーサリアムへの失望はそれほどでもない」と述べ、非代替性トークン(NFT)とミームコインを「ゴミ」と切り捨てた。

2021年、キューバンはデルファイ・ポッドキャストで、自身の暗号資産ポートフォリオは「60%がビットコイン、30%がイーサリアム、残りが10%」だと語った。2012年にコインベースで暗号資産を試し始めて以来「1度も売ったことがない」とする主張を、現在は削除されたX投稿で行っていた。

ビットコイン価格の上昇が失速したことで、ビットコインおよび暗号資産市場のウォッチャーの間では、この短期的な価格上昇が2022年の二番底をつけた暴落を再現するのではないかとの懸念が高まっている。

クリプトクオントのアナリストは、「ビットコインは4月の安値から37%上昇した後、弱気相場における主要な抵抗線、すなわち8万2400ドルの200日移動平均線に到達した」と電子メールのメモで述べた。

「2022年3月との類似は明確だ。あのサイクルでも、ビットコインは200日移動平均線に達する前に43%上昇し、その後、価格は再び下落トレンドを再開した。現在の状況は、歴史が繰り返されるのかという問いを投げかけている」。

forbes.com 原文

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