2026.05.25 12:30

米ドライブ文化の象徴「ルート66」が開通100周年、“大陸の大動脈”の栄枯盛衰を辿る

米大陸を横断する旧国道66号線「ルート66」の地図(PeterHermesFurian/Getty Images)

以下に、現在も残っているルート66の区間の中でも特に往時の面影を残している場所をいくつか紹介する。

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・アリゾナ州

アリゾナ州には、かつてのルート66をほとんどそのまま走れる区間が480km余りにわたって途切れることなく残っている。東部ニューメキシコ州境から州西部のキングマンまでのルート上には、セリグマンやウィンズローなど街道沿いでも屈指の有名な町がいくつもある。ルート66の歴史が今に続いていることを実感できる数少ない場所であり、米大陸を横断する大動脈としての本来の役割を理解するのに最も適した区間だ。

・ニューメキシコ州

ニューメキシコ州では、ルート66はアルバカーキとトゥクムカリを結んでいる。アルバカーキのセントラルアベニューには当時の道路の多くが残されており、トゥクムカリには修復されたモーテルや壁画、ネオンサインが数多くある。

・イリノイ州

ルート66の東の起点であるシカゴには、特に南西のポンティアック方面に長く車で走れる区間が現存する。修復されたガソリンスタンドや昔ながらのダイナー、壁画や小さな博物館といった見どころがある。

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・ミズーリ州

ミズーリ州のセントルイスとスプリングフィールドの間には、かつての街道がそのまま残る区間が複数あり、農地やなだらかな丘陵の風景の中に保存された往時の建物を見ることができる。スプリングフィールドはルート66発祥の地として知られ、歴史的背景を知りたい人にとっては理にかなった訪問先だ。

米ミズーリ州キューバのルート66沿いにあるボブズ・ガソリン・アレイ。屋内外に300点を超えるガソリンスタンドの看板やヴィンテージ広告が展示されている。2016年5月11日撮影(Nick Fox - stock.adobe.com)
米ミズーリ州キューバのルート66沿いにあるボブズ・ガソリン・アレイ。屋内外に300点を超えるガソリンスタンドの看板やヴィンテージ広告が展示されている。2016年5月11日撮影(Nick Fox - stock.adobe.com)

・カンザス州

州南東部のガリーナ近郊に約20kmだけ、ルート66がかつての姿で残っている。小さな町のメインストリートや修復されたガソリンスタンドがあり、距離が短いため全区間を簡単に巡ることができる。

・オクラホマ州

オクラホマ州には当時のルート66が約640kmにわたって保存されており、州北東部からタルサ、オクラホマシティー、クリントンといった主要都市を通って南西へ抜け、テキサス州のパンハンドル方面へと続いている。注目すべき見どころは、タルサにあるサイラス・エイブリー・ルート66記念橋だ。アーカンソー川に架かる1915年建造の歴史的な橋で、「ルート66の父」と呼ばれる街道整備の功労者サイラス・エイブリーを顕彰して名称変更された。

・テキサス州

テキサス州アマリロ近郊に、比較的途切れることなく走行できるルート66の区間が残っている。多くは州間高速道路40号線と並行しており、過去と現在が共存する様子を目にできる絶好の機会を提供している。

forbes.com原文

翻訳・編集=荻原藤緒

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