自宅での時間を充実させたいと考える人が増える一方、家族への気兼ねや生活感によって趣味に没頭できないという現実に直面するケースは少なくない。いかにプライベートな空間を確保すべきか、ログハウス専門メーカーのビックボックスが実施した「憧れの趣味部屋」に関する調査結果が公開されている。
それによると、趣味部屋の用途は「コレクションの展示」が最多であった。所有者の48.6%、検討層の44.8%がフィギュアや本などを美しく飾りたいと考えており、ギャラリーとしての役割が強く求められている。また、運動やDIYの作業スペースとしての需要も高く、周囲を気にせず没頭できる活動拠点としての側面も大きい。

実際に趣味部屋を持つ人の満足度は高く、約9割が「満足している」と回答。現在は「自宅内の一室の模様替え」が73.1%と主流だが、「スペースを広くしたい」「物置感をなくしたい」といった改善欲求を持つ人も多い。趣味の熱量が高まるにつれ、より自分好みの空間へアップデートしたいというニーズが生まれるようだ。

一方で、これから趣味部屋を作りたい検討層には、敷地や予算に加えて「家族の理解や同意」(33.9%)という壁が立ちはだかる。「家族の生活音を遮断できる独立性」を求める声が多いことからも、家族との距離感を保ちつつプライベートな没入感をいかに確保するかが課題といえよう。




