食&酒

2026.05.29 08:15

同じ家で別の料理を食べる、令和の家族で急増する個食と食卓の変化

AdobeStock(写真はイメージです)

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同じ家で暮らしていても、食事はおのおので。マイボイスコムが実施した「個食」に関する調査で、家族・同居人がいても一人で食事をしたり、夕食時に別々のメニューを食べたりする家庭の実態が見えてきた。

【調査概要】
・調査主体:マイボイスコム
・調査期間:2026年4月1日~7日
・調査方法:インターネット調査
・回答者数:1万981人

平日の昼食は「一人で食べる」が約4割

家で一人で食事をする場面としてもっとも多かったのは「平日の昼食」で同居者がいる人の約4割を占めた。「平日の朝食」も3割強。特に「平日の昼食」は女性30~60代で高く、女性50代では約55%となった。

また、同居者がいる人のうち、家で一人で夕食を食べることがある人は2割強。そのうち、週4~5回以上、一人で夕食を食べる人が6割弱だった。一人で食べる理由としては、「生活のパターン・リズムが違う」が約47%、「食事の時間に家にいないことがある」が約44%で上位となった。

夕食メニューが「家族で別々」の家庭も

同居者がいる人のうち、夕食時に各自違うメニューを食べることがある人は3割強だった。若年層ほど比率が高く、女性10~30代ではそれぞれ5割台となっている。また、2世代同居・3世代同居世帯では4割を超えた。

各自違うメニューを食べる理由では「食の好みが違う、好き嫌いがある」が約45%で最多。「食事のスタイルが違う」「食べる時間帯や生活時間が違うので、それぞれで準備する」が続いた。

「その時の気分・体調などで食べたいものが違う」は女性で高く、「年齢や体質によって食べやすいもの・食べられるものが違う」は女性10~40代、男性30~40代でやや高かった。

一人用冷凍食品や小分け食品の利用も

直近1年間に利用した少量タイプの食品・食事セットでは「一人用サイズの冷凍パスタ・麺類」が約25%で最多。「一人用惣菜パック」「ワンプレートタイプの冷凍食品」「小容量の野菜や肉・魚のパック」なども利用されていた。また、夕食時に各自違うメニューを食べることが「よくある」と回答した人では、「一人用惣菜パック」の利用率が他の層より高かった。自由回答では、「朝はパン派かごはん派で分かれる」「父はお酒を飲むので、白米を食べないことが多い」「炭水化物ダイエットをしているので朝食は各々で食べる」といった声も寄せられた。

かつては「家族全員分をまとめて作り、できる限り家族揃って食べる」ことが家庭の食卓の基本だったが、現在は生活時間や健康志向、好みの違いなどから、家族内でも食事が個別化している様子が見えてくる。冷凍食品や一人用惣菜の普及も、そうした変化を支えているのかもしれない。

引用元:マイボイスコム調べ

プレスリリース

文=福島はるみ

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