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2026.05.25 09:00

OpenAIとAnthropicは、まったく異なる2つのAIビジネスモデルを試している

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OpenAIとAnthropicのAI収益性格差

筆者が昨年12月に書いたように、OpenAIのインフラ構想はすでに、同社の売上基盤と照らして信頼性に疑問が出る水準に達していた。同社は2025年末時点で年間売上高がおよそ200億ドル(約3兆1802億円)だった一方、インフラ投資として1兆4000億ドル(約221.2兆円)を約束していた。その後、CNBCによれば、2030年までに約6000億ドル(約94.8兆円)へ下方修正された。修正後の数字でさえ、同じ成長段階にあるテクノロジー企業が事業支出として約束した額としては、過去に例を見ないほど大きい。

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2026年4月、Anthropicは年間換算売上高でOpenAIを上回り、300億ドル(約4.74兆円)に達した。15カ月前の10億ドル(約1580億円)からの急増である。売上高そのもの以上に重要なのは、その背後にある構成だ。Anthropicの売上高のおよそ85%は、企業顧客と開発者顧客から来ている。

OpenAIの構成はその逆で、約85%がChatGPTの個人向けサブスクリプションに結びついており、そのユーザーの約95%は料金を払っていない。OpenAIの計算資源への支出は、2028年だけで1210億ドル(約19兆2400億円)に達し、同年の損失は740億ドル(約11.69兆円)と見込まれている。これに対してAnthropicは、2028年に売上高700億ドル(約11兆1310億円)、キャッシュフロー170億ドル(約2.69兆円)の黒字を見込み、粗利益率は77%近くに達するとしている。

両社の違いは顧客構成に由来する。企業顧客は、消費者ユーザーに比べてトークン当たり3〜5倍の売上を生む。問い合わせのパターンもより予測しやすく、その分、提供コストが低い。契約も解約されにくい。現在、AnthropicのClaude(クロード)プラットフォームに年間100万ドル(約1億5800万円)以上を支払う企業は500社を超え、米国売上上位10社のうち8社が顧客となっている。これが収益性のある事業の土台だ。週9億人の無料ユーザーを抱え、売上に見合わない大規模な推論コストを発生させる消費者基盤は、そうではない。

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翻訳=酒匂寛

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