経営・戦略

2026.05.30 16:00

首位の評価額は29兆円超、米国で最も価値の高い「非上場ファミリービジネス」トップ25

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フォーブスは、今回初めて「米国で最も価値の高い、非上場ファミリービジネス」トップ25を発表した。その対象には、ファストフードのChick-fil-A、チョコレートで知られるM&M’s、ガラスクリーナーのWindexなどのブランドを展開する企業が含まれる。

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フォーブスは米国時間5月13日、売上高を基準に第1回「米国最大の同族企業100社」を発表した。ただ、売上高は企業の規模を測る唯一の基準とは言い難い。そこでフォーブスは、米国を代表する非上場のファミリービジネス(同族企業)の評価額を初めて算出した。それが、「米国で最も価値の高い、非上場ファミリービジネス」トップ25だ。

ランキングに入った多くの企業は派手さを好まず、表舞台に出ることを避けてきた。それでもフォーブスの推計によると、今回選出した25社のうち3社の評価額は1000億ドル(約15.9兆円。1ドル=159円換算)を超える。これは、スペースX、OpenAI、Anthropicのような一握りの超大型テックユニコーンを除けば、注目度の高いテック系ユニコーンのほぼすべてを上回る規模だ。

実際「米国で最も価値の高い、非上場ファミリービジネス」トップ25には、米国人に身近なサービスや商品を手がける企業が並ぶ。レンタカー大手のエンタープライズ・モビリティ、食品スーパー大手のパブリックス、住宅改修向け工具を扱うハーバー・フレイトなどだ。

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これら企業は、キャンディのMilky Way bars、コンクリートのQuikrete、紙コップのDixieといった、広く知られるブランドも生み出している。その拠点は全米16州に広がり、デラウェア州、イリノイ州、アイダホ州などに及んでいる。

首位に立ったのは、推計評価額1850億ドル(約29.42兆円)の複合企業コークだ。同社はかつてコーク・インダストリーズとして知られていた。カンザス州ウィチタに本社を置く同社の株式は現在、会長兼共同CEOであるチャールズ・コーク(90)の一族と、チャールズの弟で2019年に死去したデービッド・コークの妻ジュリア・コークの一族が、合わせて84%を保有している。

上位25社の中で最も歴史が古いのは、1865年にウィリアム・ウォレス・カーギルが創業した食品・農業大手のカーギルだ。

どの企業をファミリービジネスと見なすかを定義するのは簡単ではない。フォーブスは、この分野の専門家5人に助言を求め、創業家や一族がどれだけ株式を保有しているか、また経営陣や取締役会にどのように関与しているかなどを考慮した調査手法を策定した。フォーブスは、この「米国で最も価値の高い、非上場ファミリービジネス」トップ25とともに、「米国で最も価値ある上場ファミリー企業」2026年版も初めて発表した。いずれのランキングでも、創業者本人の世代だけが経営する企業は対象外とした。

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翻訳=上田裕資

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