3月に開催されたWBCが、日本代表の決勝トーナメント早期敗退や配信プラットフォームの限定化により、前回ほどの熱狂を生まなかったと感じる層は少なくない。そうした中で、この夏にはアメリカ・カナダ・メキシコの3カ国で共同開催される「FIFA ワールドカップ 2026」が控えている。出場チーム数が拡大して初の試みとなる今大会に対し、世間はどのような関心を寄せているのだろうか。
Pontaリサーチが実施した「FIFA ワールドカップ 2026 に関する意識調査」によると、今大会を何らかの形で観戦する意向を持つ層は51.3%と、全体の約半数に達している 。その内訳を見ると、「日本代表の試合を観る予定」が28.5%で最も高く、次いで「ハイライトだけ観る」が13.7%、「日本代表以外の試合も観る予定」が12.8%と続く。また、「話題になれば観る」という層も10.7%存在し、大会中の盛り上がりやメディアでの露出次第で、さらに視聴層が拡大する余地が残されている。

観戦を希望する理由については、「日本代表が出るから」が50.1%と突出し、ナショナルチームへの期待感が最大の牽引力となっている。これに「なんとなく盛り上がるから」が25.1%、「話題についていきたいから」が12.5%で続いており、大会そのものが持つお祭り感や社会的なトレンドを共有したいという動機が、視聴行動の後押しをしている様子がうかがえる。

ではどのように観戦するかの問いに、「自宅で観る」と回答した人が79.1%と、8割近くを占めて圧倒的多数となった。一方で、飲食店やスポーツバーでの観戦は8.2%にとどまり、パブリックな空間での熱狂よりも、個人のプライベートな空間で落ち着いて楽しむスタイルが主流となっている。




