フルタイムの仕事と私生活を両立させることはそれだけでも大変で、綱渡りしているようなものだ。そこに恋愛関係が加わると、管理はさらに難しくなる。だが同時に、重要性も増す。カップルが両立させなければならないことが多ければ多いほど、バランスを適切に保つことがより重要になる。
恋愛関係を研究する者として、また実際にパートナーと暮らす者として、パートナーと心を通わせる時間や機会を見つけられないまま週末があっという間に過ぎ去ることを知っている。しかし同時に、その時間を2人にとって真に癒されるものへと変えるのに大げさなことは必要ないということも学んできた。
この記事では心理学研究に基づき、最も幸せなカップルが関係を強固に保つために毎週末一緒に行っている5つのことを紹介する。
1. 2人だけの質の高い時間を確保する
専門誌『European Journal of Work and Organizational Psychology』に2022年に掲載された研究によると、パートナーのいる人は関係維持に労力を割くため、独身者と比べてワークライフバランスがうまく取れない。
表面的には、これは非常に不利な統計に見えるかもしれない。だが文脈を踏まえると、こうした不満は通常、恋愛関係がワークライフバランスの妨げになっているという認識から生じている。実際には大多数のカップルにとって本当の原因は仕事のストレスが私生活へ流れ込んでくることにある。そして、その一因となっているのがテクノロジーであり、仕事関係の要素から完全に逃れることをほぼ不可能にしている。
その意味で、カップルがテクノロジーに一切邪魔されることなく、2人だけの時間を確保することは極めて重要だ。その時間をどう過ごすかは問題ではない。豪華である必要も、分刻みで計画する必要もない。重要なのはプレゼンスであり、その言葉が持つ最も深い意味においてだ。
人によっては、これは特に決まった話題もなくコーヒーを飲みながら気ままに会話を楽しむことかもしれない。別の人にとっては、沈黙を気まずいものとしてではなく、心地よいものとして受け入れられるような散歩に出かけることかもしれない。簡単な夕食を一緒に取ることさえ、お互いに意識を向け合っていれば十分効果がある。このような何にも邪魔されないささやかなひとときこそが、カップルがリラックスして再び親密さを取り戻すために必要なものであることが多い。



