UNDER 30

2026.05.24 11:30

世界を変える若手注目の8人:Forbes 30under30 2026

ココ・ガウフ

FINANCE

カリヤニ・ラマドゥルガム|AGE: 26 Kobalt Labs 共同創業者

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法令順守の過程をAIで効率化

アップル在籍時、テロリスト監視リストへの対応業務が依然アナログで膨大な書類作業を要することに衝撃を受けた。「数百どころか、数千ページにも及ぶドキュメントを読み込む必要がありました」とラマドゥルガムは言う。2023年にKobalt Labsを創業し、AIで金融コンプライアンス業務を刷新。銀行がビジネスパートナーを審査し、制裁国への送金停止やセキュリティ違反の開示を迅速化する。調達額は1300万ドルに達し、BiltやCeltic Bankを含む20社以上が導入している。


MEDIA

ビクトル・ペレス|AGE: 28 Krea共同創業者

激戦のAI画像生成市場に企業向けで挑む

MidjourneyやStable Diffusionが君臨するAI画像生成市場に、ペレスは8300万ドルを調達したKreaで挑む。2022年に共同創業したこのプラットフォームは、月額10~60ドルでラフスケッチをフォトリアルな画像や動画へと変換できる。ShopifyやPerplexityなどの大手企業が自社ブランドに合わせてモデルをカスタマイズできる点が強みだ。AIはクリエイターだけではなく「自分をクリエイターだと思っていなかった人たちが、アイデアをはるかに簡単に表現できるようにするものでもある」と語る。

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SOCIAL IMPACT

シイェ・バスティーダ AGE: 23 Re-Earth Initiative共同創業者

Z世代を代表する気候問題の論客

メキシコ中部の故郷が汚染された川の洪水にのみ込まれるのを目撃し、16歳で気候ストライキを組織。以来、国連や米名門大学でスピーチを行うZ世代を代表する気候活動家となった。2020年に設立した非営利団体Re-Earth Initiativeは340万ドル以上を調達し、世界中の若者主導の気候変動団体に最大1万5000ドルの助成金を提供。「明日の世界を築いているのは若者なのに、これほどリソースが不足しているのはおかしい」とバスティーダは言う。2024年には約100万ドルをスタートアップや気候変動ドキュメンタリーに分配した。

SCIENCE

イーサン・バラハス|AGE: 22 Icarus Robotics共同創業者

宇宙飛行士の単純作業を代わりに行うAIロボット

膨大なコストと貴重な時間を浪費する宇宙飛行士が担う定期メンテナンスや物資整理などの単純作業を、AIロボットに委ねることを目指すIcarus Roboticsを2024年に共同創業。バラハスは17歳でNASAにインターンし、カリフォルニア工科大学を中退して創業した同社は610万ドルのシード資金を調達済みだ。「(単純作業から解放し)宇宙飛行士にしかできない画期的な発見に集中できるようにする」と彼は言う。2027年には国際宇宙ステーションでの1年間のテストを控えている。

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文=スティーブン・ベルトーニ、アレクサンドラ・ヨーク、ゾヤ・ハサン 、マイケル・ノア、フォーブス ジャパン編集部(3ページ目) 翻訳・日本語構成=フォーブス ジャパン編集部

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