マーケティング

2026.06.09 10:15

ネット広告が不快に感じる理由ワーストワンとユーザーの本音

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ネット広告が好きだという人は少ないだろう。とくにスマホの狭い画面を占有して操作を妨害する広告は、好き嫌いを通り越して不快だ。しかし広告は、サイトの重要な収入源であり、その運営に欠かせない存在でもある。ではどうしたらネット広告が不快でなくなるのか。ユーザーの出した答えは、どうにも辛らつだった。

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システムリサーチが運営する「創作品モールあるる」は、全国の20〜60代300人を対象に、ネット広告に関する調査を行った。それによると、ネット広告を不快に感じる理由のナンバーワンは、「操作や閲覧を邪魔される」ものだった。続いて「スキップできない」、「関係のない広告が表示される」、「表示時間が長い」などとなった。

「閉じる」ボタンをわざとわかりづらい形で表示するような、悪意すら感じる「ダークパターン」は言わずもがな、ユーザーを楽しませようという意図があまり感じられないのは事実だ。

そんな不快な広告に接したとき、その不満が広告主かサイトか、どちらに向くかを尋ねると、約40パーセントが広告主、約30パーセントがサイトまたはアプリとなった。ユーザーに不快感を与えていることを承知で広告を掲載しているとしたら、広告主やその商品の印象が傷つく。そんな広告を、かまわずどんどん掲載するサイトやアプリもまた同様だ。

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しかし、どんなに不快でも、広告のおかげで私たちはお金を払わずにサイトやアプリを楽しめるわけだから、広告をなくせと言うのは横暴だ。何か改善策はないものか。どんな広告なら許容できるかをユーザーに尋ねると、1位は「短時間で閉じられる」、2位は「表示回数が少ない」となった。とにかく、なるべく見たくないということだ。しかも3位は「許容できない」とじつに手厳しい。

だが、4位以降では、今探している商品に近い内容、デザインや表現が不快でない、無料サービスの維持に必要だと理解できるなど、前向きな意見も聞かれた。

この調査からわかるのは、操作や閲覧を邪魔しない、すぐに消せる、見ているものと関連した内容の広告なら、まあ許容されるようだ。広告主、掲載サイト、アプリの工夫で、嫌われ者の広告を楽しめるものにしてほしい。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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