ユーザーのほとんどが一般人
シュルマンによると、プロも注目しているとはいえ、ほとんどのユーザーはごく普通の一般人だという。
「現在では、多くのプロもSunoを使っていることがますます明らかになってきている」とシュルマンは述べ、プロデューサーや作詞家から支持されていることを明らかにした。
今後も人は音楽を書くのか
こうした状況を踏まえ、私はシュルマンに人は今後も自分で音楽を制作するのかと尋ねた。
最終的にはSunoをツールとして活用することになるが、実際にはそのプロセスの大半を省略してAIに任せることが可能だとシュルマンは示唆した。十分な業績を持つパワーユーザーであれば、1人で10分以内にアルバムを生成することも可能だ。
シュルマンは新しい世界に対して古い分析を当てはめるべきではないと警告した。
「新しい技術を用いて古いことをするべきではない」とシュルマン。「まったく新しいことをすべきだ。音楽はコミュニケーションであり、人と人との間で交わされる言語だ。あらゆる宗教に音楽が存在するのには理由がある。こうした要素は人間の本質に根ざしているため、避けるのではなく積極的に取り入れるべきだ」
表現の機会を与えるツール
社内でSunoの製品がどのようにとらえられているかを説明する中で、シュルマンはビジネスの基本原則として、ユーザーピラミッドの頂点にあるのは「充実感」だと指摘した。
「人々の暮らしには充実感が足りない」とシュルマンは言う。「悲観的なニュースを延々見続けるドゥームスクロールが多すぎるし、偏執的な考えも多すぎる」
シュルマンは、Sunoのようなツールは新しい経済において「過小評価されている」部分だと感じているという。その理由の1つは、こうしたツールが自らの手で何かを生み出す力を人々に与えてくれるからだ。
それはかなり説得力のある主張だと私は思った。私たちはMTVやPandoraについて、そして「新しいラジオ」がどのようなものになるのかについても話した。私はロサンゼルスのスタジオのオーケストラピットを訪れたことや、そこで音楽が果たしている崇高な役割についても言及した。これは前述の4月のイベントで挙がった事例の中でも最も興味深いユースケースの1つだと感じた。あなたは音楽を作るだろうか。Sunoを使ったことはあるだろうか。どう思っているか、ぜひコメントで教えてほしい。


