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2026.05.16 01:57

新天地で孤立しないために 転居後の人脈づくり6つのステップ

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新しい街でネットワークを広げるためのベストプラクティスを探している。卒業生組織の地域支部でより積極的に関わるつもりではあるが、従来型のネットワーキングイベントは往々にして盛り上がりに欠けるように感じるため、それ以外の機会やアイデアも知りたい。

アイビーリーグ卒業生

この転居予定の卒業生が「従来型のネットワーキングイベント」で何を指しているのかは定かではない。ネットワーキングには複数の方法があるからだ。ただ、ネットワーキングそのものに焦点を当てているのは賢明である。地域の卒業生支部に参加して母校のつながりを活用するのも、同様に賢い一手だ。とりわけ、卒業生ネットワークが強固な大学(アイビーリーグ校に多い)の出身であればなおさらである。イベントや卒業生グループに加え、新しい街でプロフェッショナルな人脈を築こうとする際に取るべき6つのステップを挙げる。

1. 人脈に加えたい人物像を明確にする

プロフェッショナルネットワークに属すべき人々には複数のタイプがいる。業界の同業者、リクルーターや人事担当者、そして自分の分野のオピニオンリーダーなどだ。オンラインでのコミュニケーション手段がこれほど普及しているいま、こまめに連絡を取り合えている限り、以前暮らしていた街のネットワークは概ね維持できる。新しい街では、とりわけ誰に会う必要があるのかを考え、先回りして自分のネットワークをキュレーションしていくことだ。

地域の競合についてもっと知る必要があるだろうか。地域の課題やコミュニティ活動に関わりたいのだろうか。あるいは全体として人脈が痩せ細っており、新しい街への転居を機に、ようやくネットワーキングを優先事項にできる「再スタート」の好機なのだろうか。

2. 継続的なネットワーキング習慣を確立する

会いたい相手の輪郭が見えたら、プロフェッショナルネットワークに投資する時間を確保する。新しい仕事と新しい街が重なれば、やることは山積みのはずだ。ネットワーキングを継続的な習慣にしない限り、「余った時間」は生まれない。

毎週数分でもカレンダーを押さえ、すでに会った人への近況確認や、ソーシャルメディアのチェックに充てる。月に1回程度は夜の時間を確保して、イベント参加や同僚との社交的な集まりに出る(朝のほうが好みなら、朝食ミーティングでもよい)。年に少なくとも1回は、業界団体のイベント、能力開発の研修、ビジネスカンファレンスなどに参加し、対面でのネットワーキング機会を持つことも検討したい(ニュースやトレンドを追うことで得られるキャリア上の追加的メリットもある)。

3. 自分が心地よいところから始める

ネットワーキングが過度な負担にならないよう、まずは自分が心地よいところから始める。例えば1対1で会うのが好きなら、朝食、ランチ、ディナーミーティングに注力する。すでにソーシャルメディアで活動しているなら、LinkedInで地元のつながりになり得る相手へ招待を送る。学びの場が好きなら、AIのような成長市場に関するテーマを選ぶとよい。好奇心と向上心のある、望ましい人材が集まりやすいからだ。

4. ネットワーキング活動に変化をつける

習慣化を軌道に乗せるために、まずは心地よい方法から始めてもよい。しかし多様なつながりを得るには、多様なアプローチを取り、ネットワーキング活動に変化をつけることだ。ソーシャルメディアでのつながりだけでは限界がある。誰もが1対1で会えるわけではない。対面のイベントが期待外れに終わることもある。

5. フォローアップして、本物の関係を育てる

どんな活動に取り組むにせよ、人に会うことはネットワーキングの一部にすぎない。フォローアップこそが、本物の関係を育てる方法である。イベント後には、つながりを継続するためにLinkedInで招待を送る。会った相手が助言やアイデアを共有してくれたなら、その助言をどう活かしたかを更新情報として伝える。季節をヒントにしてもよい。夏休みの予定を尋ねる。子育て中の友人に新学期の時期をどう乗り切っているか聞く。年末年始のカードを送る。春の片付けのコツを共有する。

6. 必要に応じてネットワーキングの進め方を軌道修正する

ネットワーキングは「一度設定したら終わり」の活動ではない。関与度が高く、魅力ある集団をつくりたいなら、時間をかけて磨き込む継続プロセスである。同じ人ばかりに何度も会ってしまう(例:同じ業界、同じ職位層)なら、ステップ1に戻り、ネットワークにもっと多様性を加えると決める。ネットワークを定期的に手入れできていないなら、時間の使い方(ステップ2)を見直すか、フォローアップ(ステップ5)を優先する必要がある。ネットワークが役に立たない(例えば何かを頼んでも約束が実行されない)場合、頼っている人数が少なすぎるのかもしれない。その場合は活動に変化をつける(ステップ4)とよい。

forbes.com 原文

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