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2026.05.26 08:30

2026年ビリオネアランキングに登場した日本人たちが書き続ける「成功のノート」

共振を起こす「言葉の力」

高原豪久 / ユニ・チャーム代表取締役 社長執行役員

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「誰かのために」書くノートが組織を動かす

ビリオネアランキングの常連、ユニ・チャームの高原豪久は「B4判ノートを年間10冊使う」と言う。

39歳で社長に就任した時、経営者として実績もなく、周りは年上の先輩たちばかりなので、自分の思いを"背景"や"起承転結"を含めて簡潔に説明しなくてはいけなかったのです。自分の言葉を発信し続けていると、相手とキャッチボールしながら言葉が研ぎ澄まされて、結晶化するのを感じるようになりました(高原)

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つまり、自分のために書いているわけではない。「誰かのために」書いているのだ。

それが個人を動かし、組織まで変える。この手法を彼は「共振」のメソッドと呼ぶ。「共感」は思いだけだが、「共振」は相互が発展する。こうして社長就任時より売上げを4倍、時価総額7倍という驚異的な成長に結実させた。

「畏怖されたり敬愛されたりというリーダーは究極の姿ではないと思います。社員が自分でゼロから考えて成果を出したと思うほうが組織は活性化するのです」。

組織に共振を起こすためノートを書く。これは、著書『勝負眼』がベストセラーになっているサイバーエージェントの藤田晋の手法も似ている。

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文=藤吉雅春 イラストレーション=フィリップ・ペライッチ 写真=正重智生

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