連休、帰省、旅行イベントなどで賑やかな風景が周囲にあふれた5月。そんな空間にひとりでいる時、ふと「誰かと食事をしたい」「今日あったことを話したい」と感じた人もいたのではないだろうか。50歳以上限定マッチングアプリを運営するGoens株式会社は、全国のパートナーのいない50代独身男女を対象に「日々の寂しさ」と「出会いへの意識」について調査を実施したところ、興味深い男女差の傾向が見えてきた。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象:パートナーのいない全国の50代独身男女
調査期間:2026年4月20日〜24日
サンプル数:547名(男性275名、女性272名)
5人に1人が感じる「日常の寂しさ」
「日常の食事や買い物で哀愁や寂しさを感じるか」という問いに対し「頻繁に感じる」「たまに感じる」と回答した人は、男性21.82%、女性21.69%とほぼ同率だった。50代独身層の約5人に1人が、日常の中でふとした寂しさを感じていることになる。

興味深いのは「孤独の強さ」よりも「どんな場面で感情が動くのか」に男女差があったことだ。
男性は「外の風景」、女性は「家の日常」で揺れる
「誰かと一緒にご飯を食べたい」「時間を共有したい」と強く感じる瞬間について尋ねると、男女で傾向の違いが表れた。

男性側で多かったのは「スーパーで割引シールの惣菜を1パックだけカゴに入れた時」や「仕事帰りにマンションの窓に家族団らんの明かりが見えた時」など、外出先で他人の生活風景を目にした場面だった。
自由回答では「真っ暗な家に惣菜を買って帰宅する時」(男性56歳・公務員)、「観光地を一人で巡っているとき、他の観光客がほぼペアや家族連れのとき」(男性52歳・自由業)など、“外で見た風景”によって孤独を意識する声が並んだ。男性側は、「一人でいること」そのものより、周囲の団らんやペア行動を視界に入れた時に、自分との対比で孤独を感じるようだ。
一方、女性は「季節イベントに普段通りのメニューを食べる時」「体調を崩して寝込み、自分で食事の準備がうまくできない時」など、自宅の日常シーンで寂しさを感じる傾向が強かった。
自由回答では、「高熱で食欲がないが、回復のためにも何か食べなければと思った時、誰かに作ってほしいと切実に感じた」(女性59歳・会社員)、「料理が美味しくできた時に、それを一緒に食べてくれる人がいない時」(女性55歳・会社員)、「テレビを見ながら食事しているとき、独り言を言っちゃってるなぁと思う」(女性55歳・その他)など、静かな家の中での孤独感が語られている。女性は、誰かがいない寂しさだけでなく「生活を一人で回し続ける現実」への切実さもにじむ結果となった。



