北米

2026.05.15 08:00

習近平が米国企業に対し「さらに広く門戸を開く」と発言、トランプ訪中で

White House via X/Anadolu via Getty Images

White House via X/Anadolu via Getty Images

中国の習近平国家主席は現地時間5月14日、米国のトップ経営者らで構成される代表団に対し、中国の門戸は「中国の改革・開放に深く関わる」米国企業に向けて「さらに広く開かれる」だろうと語った。中国の国営新華社通信が報じた。

トップ経営者一行を伴って中国を訪問したトランプは、習に対し、「米国のビジネス界における卓越した経営者たちを連れてきた。彼らは皆、中国を尊重し、重んじている」と伝えた。報道によると、トランプは自ら室内を案内し、テスラのイーロン・マスク、アップルのティム・クック、エヌビディアのジェンスン・フアン、ボーイングのケリー・オルトバーグなど10人以上の経営者を1人ずつ紹介した。

習の発言に対し、米国の経営者側も「中国市場を極めて重視している」と応じ、中国事業の拡大に意欲を示した。彼らが率いる企業はこの2年間、AI半導体の対中輸出規制、断続的な関税措置、さらにはサプライチェーンを中国国外へ移管せざるを得ない状況などにさらされてきたことを踏まえると、極めて温和な姿勢が際立つ。

経営者たちは上機嫌で会場を後にする姿が目撃されており、マスクは記者団に対し、会談は「最高だった」と語った。

中国国営テレビ局のCGTNによると、中国の李強首相は経営者らと別途会談を行い、外国企業のためのビジネス環境を改善し続けるという習のメッセージを改めて強調した。

トランプ政権の訪中に同行した6人の億万長者たちの合計資産額は約1兆ドル(約158兆円)にのぼる。

次ページ > これまでの緊張状態とは一変

翻訳=江津拓哉

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事