調査で寄せられた声によれば、クレジットカードやスマホが強制解約となり、通信手段を失ったことで仕事に就けず、さらなる困窮に陥るという負の連鎖が起きているという。連絡先がないことで社会的信用を疑われ、まともな仕事すら頼まれなくなるという、現代特有のデジタル・デバイドが、個人の働く意欲を削いでいる。
一方で、通信インフラの確保が生活再建の強力な一助となることもデータが示している。スマホを再び持てたことで、現在の働き方や収入が「安定した」と感じている人は75.3%に上り、多くの人が就労状況の改善を実感している。通信手段の回復が単なる連絡手段の確保に留まらず、経済的自立に向けた不可欠なセーフティネットとして機能していることを物語っている。

働く意欲があるにもかかわらず、システム側の制約によって就労機会から排除される現状は、人材不足が叫ばれている中で、社会全体にとっても大きな損失と言わざるを得ない。デジタル化が加速する中で、通信インフラをいかに誰もが確保できるようにするか、あるいは通信インフラ以外の本人確認方法を確立させていくか。今、社会全体のシステムを見直す時期に来ている。
出典:誰でもスマホリサーチセンターによる実態調査より


