小さい子どもを持つ30代の夫婦をターゲットにしたAI対話サービス『Fuuspace』(フースペース)がリリースされた。宇宙から人類の観察にやって来たFuuは、つねに冷静に夫婦の話に耳を傾け、それとなく間を取り持ってくれる。その距離感が宇宙的であり、新しい。
「社会のこわばりを、ほぐす」をコンセプトに日常の課題をテクノロジーとデザインで解決するホグシオが提供するこのサービスは、産後間もない精神的に不安定な時期を過ごす妻と、それを支えたい夫の、それぞれの悩みを傾聴してくれるというもの。どちらかの肩を持ってしまえば、夫婦の溝を深めることになる。だからFuuはただ聞くだけ。ジャッジもしなければ、アドバイスもしない。ただ、「安全に言葉にできる場所」を提供する。

また、相手に対する不満を、相手にそのまま伝えたりはしないかわりに、「科学的な気づき」を導いてくれる。たとえば、妻がFuuに「夫が帰ってきても話を聞いてくれない」とこぼしたとすると、夫がFuuと話す際に「哺乳類って、帰宅後の音声コミュニケーションでオキシトシンが出てストレスが下がるんだよね」と、それとなくほのめかす。これを聞いて妻の気持ちに気づくかどうかは夫次第だ。

「人間のカウンセラーには話せないことが、宇宙の豚なら話せる」というのがこのサービスのポイントだとホグシオは話す。日本の神様に近い、なんでも話せる「人ならざる存在」ということだ。
ウェブサービスなのでアプリをダウンロードする必要はない。利用料金は、Premiumプランが月額1050円(税込)。14日間のフリートライアルがある。ユーザー登録を行い、パートナーを招待すると、夫婦それぞれがFuuと会話できるようになる。

また子ども向けに、Fuuの子ども版キャラクターが話し相手になる『Fuu Family』も同時にリリースされた。こちらは、子どもの会話は親には一切公開されず、ただ子どもの状態を、安全、注意、危険の3段階で親に知らせる「シグナル」機能がある。
詳しくはこちらを見ていただきたい。



