美容商品を選ぶとき、人は何をきっかけに商品を知り、どう納得し、どこで購入しているのか。Chocobra Researchは、20代~30代女性を対象に美容商品の購買チャネルや情報源、韓国コスメ購入経験などを調査した。その結果、20代と30代の違いは一般に語られがちな「価値観の断絶」ではなく、「購買導線の違い」があることがわかった。
【調査概要】
調査主体:Chocobra Research(ザ・プレミエールファクトリー株式会社)
調査実施:株式会社アイブリッジ(Freeasy)
調査方法:インターネット調査
調査対象:20代女性1000人、30代女性1000人(20代前半・後半、30代前半・後半 各500人)
有効回答数:2000人
調査期間:20代調査 2026年3月17日~3月18日/30代調査 2026年4月7日~4月8日
調査内容:美容商品の購買チャネル、情報源、選択基準、韓国コスメ購入経験、購買時の影響源
4世代で変わる購買導線
調査では、20代前半・20代後半・30代前半・30代後半の4区分で比較したところ、価格や口コミ、効果実感といった「商品に求める価値」自体には大きな違いが見られなかった。一方で、情報源や購買チャネルは年代によって段階的に変化していた。


20代前半ではTikTok経由で商品を知り、SNS経由で購入する割合が高く「まず見つける」ことに強い特徴が見られた。20代後半では韓国コスメの高頻度購入がピークとなり、30代前半ではInstagram重視とドラッグストア購入が同時に高まる傾向が見られた。さらに30代後半になると、口コミサイトの影響力が高まる一方で、発信される情報について「特に影響を受けない」という回答も増加。自分で比較・検証して選ぶ傾向が強くなっていた。
情報取得はTikTokとInstagramがメイン
情報の入口も年齢によって変化していた。20代前半ではTikTokが強い入口となっていたが、年齢が上がるにつれてInstagramへと重心が移り、30代後半では口コミサイトの比重が高くなっていた。

調査では「若年層向けならTikTokだけでよい」という単純なマーケティングでは不十分だと指摘している。特に20代後半から30代前半ではInstagramで商品を発見し、その後レビューや比較情報へ移行する流れを見据えた上でのマーケティングが必要だとしている。



