リーダーシップ

2026.06.01 10:45

仕事ができない人と断じられる人の共通点…元スタバCEO岩田松雄が語る信頼の条件

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「間」がつかめない人は、これができていない。日頃から、人を観察するアンテナが立っていないということです。観察するクセがついていれば、上司が今どういう状況にあるのか、なんとなくわかります。それに合わせて自分も行動できるようになります。

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まずは挨拶をしっかりすることです。きちんと挨拶して、相手の反応を観察する。返ってくる声のトーンや挨拶の言葉が普段と同じか? 違っているのか?

その意味では、いきなり上司だけ見ようとしても、うまくいかないと私は思います。まずは普段から同僚や後輩をしっかり観察する必要があります。「おはよう」の挨拶と同時に、どんな顔色をしているか、どんな声のトーンだったのか、意識する。つまり、相手に関心を持って観察するということです。

そうすると、思わず声をかけたくなります。「なんか今日はいつもより元気そうですね。何か良いことでもありましたか?」「仕事も順調なのですね」などなど。気の利いた一言が言えるようになります。

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これが、日常的な観察力を高めることになります。何か人にアクションを起こすときに、相手の状況を必ずチェックするようにする。ちょっとしたことでも気を遣えるようにならないといけません。

相手に関心を持つことは、好印象を生み出す

人にはみんな承認願望があります。誰しも認めてもらいたいと思っています。「昨日のプレゼン良かったよ」「大きな商談をまとめたのですね。おめでとう!」と言われたらどうか。この人はちゃんと自分に関心を持っていて、認めてくれたのだ、ということになります。

挨拶して一声かけることは、相手からの好印象につながります。

今はネット時代。この観察力は、どんどん衰えている気がしています。「おはよう」はメールに書いたら、すべて一緒の「おはよう」です。

しかし、口に出したら、元気な「おはよう」も、元気のない「おはよう」もある。こういう肌感覚を、メールはどんどん奪っています。

メールだけで伝わることには限界がある、ということに気づけないのです。人と直(じか)に接しないから、わからなくなっていくのです。

人に関心を持つ。興味を持つ。観察する。声をかける。

その始まりが挨拶です。

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文=岩田松雄/株式会社リーダーシップコンサルティング代表取締役社長

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