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2026.05.18 08:15

AI活用で業務が楽になった人は8割超も6割がAI疲れを訴える矛盾

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生成AIを導入して、業務が楽になったと感じている人は多い。しかしその一方で、なぜか「疲れ」を訴える人もいる。AIにより効率化されたはずの仕事で、以前よりも疲れを感じる、いわゆる「AI疲れ」だ。それはどこから生じるのか。どうすれば、本当に効率化の恩恵を享受できるようになるのか。

独自に調査データをもとにした広報の発信、コンサルティング、ブランディングなどの支援事業を展開するCHOIX(チョイス)は、AIツールを業務に活用しているビジネスパーソン200人を対象に、AI活用と業務負担に関する調査を実施した。それによると、AIを使うようになって業務負担が楽になったと答えた人が88パーセントにのぼった。

ところが、じつに62パーセントがAI疲れを感じていた。しかもその割合は、業務が「とても楽になった」人のほうが、「やや楽になった」人よりも多く、業務負担は変わらないと答えた人と同等という矛盾が生じている。

なぜ、そのようなことになるのか。AI疲れの経験が少しでもある179人にその内容を尋ねると、もっとも多いのが「確認・判断の繰り返し」だった。次に多いのが「情報過多」、さらに「緊張の持続」などとなった。たとえば、こんな意見が聞かれた。

・人間なら一言で済むニュアンスが伝わらず、説明する手間が自分でやる手間を超えてしまう。
・AIが作成した資料が正しいか確認し、修正をしていると、結局自分で作るのと同じだけ時間が費やされる。

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文 = 金井哲夫

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