キャリア

2026.05.14 10:30

新卒の9割がAIに不安、生き残るための職種選びと投資戦略

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2. 副収入源を獲得して、一つの仕事に依存せずに済むようにする

生活費を賄える金銭的な蓄えがない場合、あるいは、キャリアへの第一歩として最初の職を必要としている場合は、仕事でAIをどうしても使わざるを得ない可能性がある。しかし、経済的に自立できるよう努めれば、仕事でAIを使用する割合を自分で決められるかもしれない。

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専門的なスキルや知識を生かしたコンサルタント業で副収入を得る

仕事をしながら副業することもできる。具体的には、家庭教師や家事代行、あるいは、もう少し専門的な、ピアノ教師や、地元企業の経理事務などだ。そうして得た副収入は、経済的に自立するための資金として蓄えておこう。

すでに身に付いているスキルや専門知識を生かしたコンサルタント業は良い選択となる。なぜなら、開業資金はほとんど要らない(時間を費やすことは必要だが、例えば在庫を持つことは不要だ)。状況に応じて、仕事量を増やしたり減らしたりできる。

収入を生むポートフォリオを築く

配当株やプライベート・レンディング(個人による貸付事業)、不動産の賃貸などは、本業とは別の収入源を生み出す投資だ。キャリアの初期で資金が乏しくても、可能な限り「経済的自立のための資金」へと回すようにして、複利の魔法を味方につけよう。また、資金力のある友人や家族と組み、彼らに出資してもらう一方で、自分は有望な案件の開拓を担うことで、初期投資額を膨らませるという戦略もある。

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徹底した節約術で、経済的な自立に近づく

副収入源の獲得に力を入れながら、できるだけ節約すれば、経済的な自立に向けた蓄えを、さらに増やすことができる。ルームシェアして住居費を節約しよう。自動車通勤の代わりに、自転車や公共交通機関で通勤できないか検討しよう。現在の職場でリモート勤務が可能なら、海外も含めて、生活費が安く抑えられるところに移住することも一考の価値ありだ。

3. AI関連企業に投資する

AIを使わなくても、AI関連の企業に投資をすることで、AI革命に資金面で参加できる。

AI業界の調査と動向追跡で知識を増やす

勤務先の会社にはAI戦略がない、あるいは、現在の業務ではAIのスキルや知識を身に付ける機会がない、という場合もあるだろう。たとえそうであっても、AIを巡る動向やAI企業の動向を追跡していれば、知識が増やせるし、その知識を将来の仕事で役立てることも可能になる。

AI分野に投資すれば、AIへの安心感や関心も高まる

AI技術について学びを深めれば、AIへの違和感が和らぎ、興味が増すかもしれない。幅広い業界や企業、業務に対してAIがもたらすメリットとコストの両方を学ぶことで、自らのキャリアでAIを活用することへの抵抗感が低下する可能性もある。

最新のトレンドや開発状況を追えば、興味がわき、好奇心もくすぐられ、AIをもっと知りたい、もっと使ってみたいと思うようになるかもしれない。

AIへの投資で、収入源の多角化を図る

仕事でAIを使おうが使うまいが、AIに投資しておけば、AIという成長業界から利益を得ることが可能になる。その利益は、経済的に自立するための蓄えに回してもいい。あるいは、AIへの関心が増して、AIを日常業務にもっと取り入れたいと思う自分に気付くかもしれない。

forbes.com 原文

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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