ChromeOS Flex以外の選択肢も
ChromeOS Flexは万人向けではない。あくまでも基本的なウェブベースの端末であり、Windows PCのようなローカル端末としての機能は備えていない。それでも、重要な修正プログラムを受け取れなくなったWindows機を使い続けるよりは、はるかに安全だ。
Whichはこう述べている。「古いノートパソコンでChromeOS Flexを動かせば、そのコンピューターが大量の電子廃棄物の一部になるのを防いだことになる」。そして、「新しいマシンの購入を検討していたなら」、新しいPCの購入費も節約できる、というわけだ。
Windows 10搭載PCが時代遅れとなり、ユーザーが新しいハードウェアへの移行を促される中、皮肉な話題があっという間に広まっている。XDA-Developersによれば、「Windows 11が非常に古いコードの上に成り立っていることは、忘れるのがとても簡単であると同時に、なかなか難しい。Windows 11の新しく洗練された機能を使っているときは、特に忘れやすい。ところがコントロールパネルを開いた瞬間、数十年前に逆戻りしたような感覚に襲われる」のだという。
この話題が広がったのは、マイクロソフトのAzure部門のCTOがX(旧ツイッター)に動画を投稿し、「2026年になってもWin32がこれほど健在だと、誰が予想しただろうか」と問いかけたためだ。同氏は、新OSがWindowsに深く根ざしていること、そしてその上に築かれた巨大なエコシステムが、Windowsに強い持続力を与えている理由を説明した。結局のところ、「レガシー(旧式)」は今なお「不可欠」を意味しうるということだ。
にもかかわらず、Windows 10はまったく別の扱いを受けている。
一方、TechRepublicが指摘するように、時代遅れになったWindows 10マシンの寿命を延ばす無料の選択肢は、ChromeOS Flexだけではない。Linux Mintは「Windows10のサポート終了後、古いPCで動かせる別のOSを提供する。このOSは無料で、古いハードウェアでも快適に動くよう設計されている」(編注:Linux環境で日本語の入力を想定している場合は、Ubuntuも選択肢になり得る)。
ChromeOS FlexはWindowsとは大きく異なる位置づけ──グーグルのクラウドベースの各種プラットフォームへの入り口として設計されている──の製品だ。一方、Linux Mintは「なじみのあるデスクトップ配置を備えており、元Windowsユーザーにとって移行しやすい」。
ChromeOS Flexをインストールする前に知っておくべきこと
・Google Playは利用できない
・Androidアプリは利用できない
・Windows 10のまま利用し続けるよりも、セキュリティ上安全
・ChromeOS Flexの対応動作環境(最小要件)
・ChromeOS Flex認定モデルの概要、認定モデルリストで自分のパソコンが該当するか確認


