AI

2026.05.14 11:15

AI利用者の9割が出力を手直し 効率化ツールが生む「確認・修正」という新たな労働

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効率化が生む確認・修正という新業務

調査では、AIの出力について「何らかの手直しをしている」と答えた人が90.6%にのぼり、修正に1時間以上かけているユーザーも11%以上となった。業務レベルに仕上げるための人的コストが、着実に発生している実態だ。

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残業への影響はさらに示唆的だ。AI導入によって残業が減ったと感じる人が26.0%いる一方、逆に増えたと答えた人は13.0%に達する。

増えた理由として最多は「出力を業務で使える水準に整える工程が必要になった」(66.7%)で、「出力内容が正しいかを確認する工程が新たに発生した」(41.7%)が続く。AIが仕事を効率化する一方で、確認・修正という新たな工程を生み出しているという逆説が表れている。

課題として「AI出力の正確性や信頼性への不安」を挙げた人が33.2%で最多となったことも、AIをそのまま使える完成物とは見ていない現場の実態を物語る。

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鮮明になる人間ならではの役割

確認・修正・判断という工程が人の手に残り続けるという現実は、人間固有の役割を逆に照らしだしてもいる。AIと比べて「人間ならではの良さがある」と感じると答えた人は91.3%に達し、具体的には関係者との調整力、曖昧な指示への柔軟な対応、責任を持って最後までやり切る力が挙げられた。

AIは進化している最中で、まだまだ状況は変わっていくだろう。効率化できるのか、かえって手間が増えるのか、人間側の試行錯誤は続いていきそうだ。

【調査概要】
調査対象:全国の25〜59歳のビジネスパーソン600人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年3月17日 

プレスリリース

文=池田美樹

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