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2026.05.14 13:00

怠けて見えるのに生産性が上がる3つの習慣 心理学研究で明らかに

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3. シングルタスクを連続的に行う

マルチタスクは長らく生産性の極地を示すものとされてきた。複数の仕事を同時に進め、すべてを並行して進めていく能力のことだ。ペースの速い環境では、マルチタスクは必須のスキルであるかのように感じられるかもしれない。だが、心理学の研究では、マルチタスクは単に新しいスキルを習得するだけというように単純な話ではないことが示されている。

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専門誌『Journal of Management Science and Entrepreneurship』に2025年に掲載された研究が指摘するように、私たちがマルチタスクと呼ぶものは、実際には素早いタスクの切り替えにすぎない。神経学的な観点から言うと、脳は実際には複数の複雑なタスクを同時に処理することはできず、ブラウザのタブを切り替えるのと同じように、タスク間を行き来することしかできない。問題は、こうした認知の切り替えのたびに何らかのコストが発生することだ。具体的には、タスクを完了するまでにかかる時間やミスの増加、記憶の定着が悪くなることなどが挙げられる。

これに対してシングルタスク(1つのタスクに集中すること)ではこうした切り替えに伴うコストを完全に回避できる。これにより、より深い認知的関与が可能となり、正確性が向上し、全体としてより効率的にタスクを完了することができる。

2025年の研究の著者らは報告書の作成やコーディング、研究、新しい知識の習得、あるいは持続的な思考を要するあらゆるタスクといった、複雑で目標指向型の作業においてはこの差が特に顕著だと指摘している。こうした環境では、わずかな中断であっても思考の流れが途切れてしまう可能性がある。

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シングルタスクの習慣を取り入れるには、並行処理から順次処理へと発想を切り替えることだ。タスクを同時にこなすのではなく、順番に取り掛かる。例えば、まず各タスクの明確な開始点と終了点を定め、各時間帯に割り当てたタスクだけに集中する。また、通知やメール、開いているタブなど外部からの邪魔を減らすことも効果的だ。そうすることで関係のないことを「ちょっとだけ確認しよう」という衝動に抵抗する難しさを軽減できる。

業務内容上、ある程度のマルチタスクが必要な場合は、類似したタスクをまとめて一括処理すると効果的だ。これによりシングルタスクの利点を維持しつつ、幅広い業務に対応できる。

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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