米国側との協議で成立した赤の広場を標的から外す政令
ウクライナ大統領府が公開した政令によれば、5月9日午前10時(キーウ時間)からパレードの期間中、赤の広場はウクライナの標的リストから除外される。文書は、この措置が米国側との協議を経て「人道的目的」で行われたと位置づけている。
For the third day in a row, Ukrainian drones have crashed the pre-parade "party" in Moscow and Tuapse. According to monitoring channels, 200 drones were launched toward Russia. pic.twitter.com/nhqMhxjp3O
— WarTranslated (@wartranslated) May 5, 2026
「Ukraine Freedom Project(ウクライナ・フリーダム・プロジェクト)」の創設者スティーブン・ムーアは、この状況はプーチンの強さのイメージを損なうと主張する。「トランプは勝者が好きで、敗者が嫌いだ」とムーアは筆者に語った。「プーチンはトランプのもとへ行き、ゼレンスキーに停戦を求めるよう頼んだ。軍事パレードという、強大さを誇示する見世物のためだ。だがプーチンは、ウクライナのミサイルやドローンから自分のパレードを守るために、ゼレンスキーに自分の意思を押し付けられるほど強くはない」。
式典の最中にウクライナの大規模な攻撃が起きなかったとしても、モスクワが通信網を停止し、外交官に警告し、公然と報復をちらつかせる必要に迫られているという事実は、戦争初期から戦略的均衡がどれほど変化したかを示している。
ロシアは現在も圧倒的なミサイル火力を保有し、ウクライナの都市に甚大な被害を与える能力を維持している。しかしウクライナは、ロシア領内深部でコストを強いることができると繰り返し示し、クレムリンへの政治的圧力を高めている。


