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2026.05.09 12:30

プーチンの戦勝記念パレード、安全確保は米国仲介のウクライナ停戦に依存

Photo by Contributor/Getty Images

ロシア国内2000kmに及ぶウクライナの長距離攻撃

戦争研究所(ISW)は、ウクライナによるロシア国内深部への攻撃が継続していることは、欧州側ロシアの主要都市やインフラをドローン・ミサイル攻撃から確実に守ることが、モスクワにとって依然として困難であることを示していると主張している。そうした地域を防護するには、防空や電子戦の資産をより広い地理に分散させざるを得ない。

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「最近では、最大で1800km離れたチェリャビンスク、さらに2000km近いエカテリンブルクでも重要な成果があった」とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は5月7日、Xに投稿した。ここ数カ月、モスクワ州やレニングラード州も圧力が増している。

欧州議会議員のクリスティアン・テルヘシュは筆者に、「レニングラード州とモスクワ州は人口が多く、ロシアの戦争マシンにとって経済的に極めて重要だ」と語った。「ウクライナは、戦争マシンのための外貨収入を断つこと、そしてロシアのエリートに『戦争とは何か』を理解させることを目的に、古典的な経済戦・心理戦を成功裏に遂行している」。

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年700万機ペースに達するウクライナのドローン生産

ウクライナの能力は、射程と規模の両面で着実に拡大してきた。「ウクライナは現在、ドローンを大規模に生産している。2026年は約700万機に達するペースだ」と、ウクライナの防衛テクノロジー革新に焦点を当てる米国拠点の非営利団体「Dignitas Ukraine」の共同創設者で会長のドミトロ・カブンは筆者に語った。直近1週間で、ウクライナのドローンはモスクワを複数回攻撃している。

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