ウクライナとロシアの間で3日間の停戦合意が成立したと、ドナルド・トランプ大統領が米国時間5月8日に発表した。両国は2022年以来戦争状態にあり、これまで互いに停戦違反を非難し合ってきたが、今回の合意は両国間の進展を示す可能性がある。
トランプは、自身が停戦を要請したとトゥルース・ソーシャルに投稿した。停戦は5月9日に開始し、「あらゆる実力行使の停止」を含むと大統領は付け加えた。トランプによれば、停戦の一環として両国からそれぞれ1000人の捕虜が交換される。
戦闘が続く中、ウクライナとロシアは複数回にわたり一時的な休戦や停戦合意に達してきたが、両国は過去の和平合意に違反したとして互いを非難してきた。
今回の停戦は、第二次世界大戦におけるナチス・ドイツの降伏受諾を記念するロシアの戦勝記念日の祝典と重なる。
AP通信によると、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ロシアで行われる祝典行事で演説する予定だ。また治安上の懸念から行事は縮小されると報じた。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は5月8日、翌日9日にパレードが行われるモスクワの赤の広場に対するウクライナ軍の攻撃を禁じる大統領令を発令した。ゼレンスキーは、この大統領令は「2026年5月8日に米国側との交渉で示された人道的目的のため」に発令されたと述べた。



