一方、トランプを批判する人々の一部は、今回の件はエプスタイン文書から目を逸らさせるための目くらましであると非難している。トランプへの痛烈な批判者として知られるマージョリー・テイラー・グリーン前下院議員は8日、Xへの投稿で「UFOファイルなんて本当にどうでもいい」と断じ、「外国で戦争を仕掛け、強姦魔や小児性愛者を野放しにし、ドルの価値を台無しにしている最中に放たれたプロパガンダにすぎない」と一蹴した。また、共和党のトーマス・マシー下院議員(ケンタッキー州選出)はトランプが2月に行ったUAP関連文書公開の約束を以前から批判しており、Xへの投稿では、「彼らは究極の大量目くらまし兵器を配備したが、エプスタイン文書は消えはしない。たとえエイリアンを動員したとしてもだ」と述べた。
トランプはここ数カ月、機密扱いとされたUAP関連文書への対応をめぐり、バラク・オバマ元大統領の発言を批判してきた。オバマは2月のインタビューで、エイリアンは「実在するが、私は見たことがない」と述べ、政府が証拠を隠し持っているのではないかという国民の関心を再燃させた。その後、オバマは自身のインスタグラムで、この発言はあくまで推測であると釈明している。「宇宙は広大であり生命が存在する可能性は高い」としつつも、自身の大統領任期中に地球外生命体の証拠を個人的に見た事実はないと述べた。
この発言を受け、トランプはオバマが「機密情報を漏洩させた」とし、「重大な過ちを犯した」と批判した。トランプが2月にUAP関連文書の公開を約束したのは、このオバマの発言から数日後のことだった。
オバマは文書公開の3日前にもスティーヴン・コルベアのテレビ番組でエイリアンに言及している。彼は、「政府は秘密を守るのが極めて苦手だ」と述べ、もしエイリアンの証拠があるとすれば、「施設を警備している若者がエイリアンの1人と自撮りをして、ガールフレンドに送っているはずだ」と語った。


