今年、会社のお花見に参加した若手社員はどのくらいいただろうか。近年は「お花見スルー」という言葉も聞かれるようになり、会社主催の飲み会や懇親会に距離を置く若手世代も増えている。彼らは本当に職場のコミュニケーションそのものを拒絶しているのか。個人と組織のパフォーマンス支援を行う株式会社スーペリアは、現役ビジネスコーチ100人を対象に、職場コミュニケーションに関する調査を実施した。そこから見えてきたのは「飲みニケーション」を前提とした従来型の組織文化が、若手世代とのズレを生み始めている現実だった。
「飲み会が苦痛」8割超
調査では82%のビジネスコーチが、クライアント先の部下世代から「会社の飲み会が苦痛である」という本音を聞いたことがあると回答。また8割超が「酒席での強引な誘いが、職場の心理的安全性を阻害している」と感じていることもわかった。

また「酒席での親睦」が、若手・中堅層に対して以前ほど機能していないという認識も示された。

調査元のスーペリアは「お酒を介さないと本音が話せない」という組織文化そのものに、若手世代が不信感を抱いている可能性があると分析している。



