健康

2026.05.14 08:45

怠けではなく「病気」の可能性。睡眠時無呼吸症候群が及ぼす仕事への代償

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SASの最大のハードルは、本人が寝ている間の無呼吸に気づけないこと。調査における受診のきっかけとして、最も多かった回答は「家族・同居人に勧められた」(33.9%)であり、次点の「日中の眠気が辛くなった」(21.8%)を大きく上回る。自分自身の主観的な辛さよりも、身近な人からの「いびきがうるさい」「息が止まっている」という客観的な指摘こそが、早期発見の鍵となっている。

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診断後の対策としては、減量や禁酒などの生活習慣の改善(27.7%)や、横向きに寝るなどの睡眠姿勢の意識(24.9%)といったセルフケアを自ら取り入れる傾向が強い。もちろん、マウスピースの使用(11.3%)やCPAP(シーバップ)療法(8.5%)といった専門的な治療も重要な選択肢。専門機関への相談は、仕事のパフォーマンスを劇的に改善させるだけでなく、将来的な健康リスクを回避するための賢明な投資と言えよう。

出典:一般社団法人いびき無呼吸改善協会「SASの日常生活への影響調査」より

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文=飯島範久

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