ジメジメとした不快な湿気が続く梅雨の季節、多くの家庭で懸念されるのがダニの発生だ。一般的に、ダニは高温多湿な環境を好み、この時期に爆発的に増殖すると言われている。清潔な住環境を維持するために、こまめな掃除や換気を心がけている人は多い。しかし、良かれと思って続けているその対策が、実はダニの繁殖を抑えるには不十分である可能性は意外と知られていない。日々の生活の中で「なんとなく」行っている湿度管理や、昔ながらの習慣に基づく対策には、科学的な視点から見ると多くの盲点が潜んでいる。
リベルタが実施した意識調査によれば、ダニの増殖に湿度が関係していることを認識している人は84%にのぼる。しかし、その一方でダニが大量発生する危険ラインとされる「湿度60%以上」という具体的な数値を正しく理解している人は限られており、漠然とした知識のまま日常生活を送っていることがわかった。


特に、梅雨時期の室内湿度の許容範囲について、約3人に1人が「体感ベースで判断している」と回答。人が快適と感じる湿度は一般的に40〜60%の間とされるが、数値による管理ではなく、「なんとなくジメジメしていない」という感覚に頼ることで、知らぬ間にダニにとって最適な繁殖環境を提供してしまっている恐れがある。実際に、ダニが発生しづらいとされる湿度55%未満をキープできている人は、わずか19%に留まっている。




