アート

2026.05.09 15:00

LAの「世界一裕福」な美術館、オリンピックに向け一時改装へ

ロサンゼルスにある美術館ゲッティ・センター(Anton Ivanov Photo - stock.adobe.com)

紀元前6500年から紀元後400年までのギリシャ、ローマ、エトルリアの遺物およそ4万4000点が約64エーカー(約26ヘクタール)の敷地に集められているゲッティ・ヴィラは、2025年には1月上旬に起きたパシフィック・パリセーズ火災の影響で一時閉館。6月に営業を再開した。

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米紙ニューヨークタイムズによると、ゲッティ・センターの閉館中、その所蔵する主要な作品、フィンセント・ファン・ゴッホ、クロード・モネ、エドガー・ドガ、ピーテル・パウル・ルーベンス、レンブラント・ファン・レインなどの作品の一部は、ゲッティ・ヴィラ内のギャラリーに展示される。

所蔵品の価値で世界一の美術館は、他に類を見ない傑作の数々を所有するパリのルーブル美術館だが、約70億~80億ドル(約1兆1000億~1兆2500億円)の寄付金に支えられているゲッティ・センターは、保有する資産の額で世界一の美術館。その建設には、約13億ドル(約2030億円)の費用がかかったとされている。

ゲッティ・センターは閉館中も、以前からの予定されていたプログラムや展覧会を開催する。そのひとつ、2月24日に開幕した写真展『Photography and the Black Arts Movement, 1955-1985』の会期は、6月14日までとなっている。

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LAではその他の「一時休館」も

ジョージ・C・ペイジ博物館(Walter Cicchetti - stock.adobe.com)
ジョージ・C・ペイジ博物館(Walter Cicchetti - stock.adobe.com)

ロサンゼルスではそのほか、街の中心部ミラクル・マイルにある文化施設、「La Brea Tar Pits(ラ・ブレア・タール・ピッツ)」とも呼ばれるジョージ・C・ペイジ博物館が7月6日から2年間、改修工事のため閉館する。

氷河期の動植物や昆虫が何億年にもわたって閉じ込められ、保存されている天然のアスファルトの池「ラ・ブレア・タール・ピッツ」は、その時代の化石の収蔵量で世界有数の規模となっている。

forbes.com 原文

編集=木内涼子

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