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2026.05.08 07:00

仏空母シャルル・ドゴールが中東に展開 ホルムズ海峡の安全確保任務に備え

フランス海軍の空母「シャルル・ドゴール」。2001年撮影(AVENTURIER/Gamma-Rapho via Getty Images)

フランス海軍の空母「シャルル・ドゴール」。2001年撮影(AVENTURIER/Gamma-Rapho via Getty Images)

米海軍の超大型航空母艦である「エイブラハム・リンカーン(CVN-72)」と「ジョージ・H・W・ブッシュ(CVN-77)」が現在、アラビア海で作戦行動を行っている。さらに6日、新たな原子力空母が紅海に到着した。ホルムズ海峡へ向かうための事前配置の可能性がある。

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中東に新たに展開した空母はフランス海軍の旗艦「シャルル・ドゴール」だ。

フランス統合参謀本部は6日、シャルル・ドゴール空母打撃群がスエズ運河を通過する様子を写した写真をX(旧ツイッター)に投稿した

フランス唯一の空母と入れ替わるように、米海軍の空母「ジェラルド・R・フォード(CVN-78)」は中東を離れ、ジブラルタル海峡を通過して現在は大西洋を航行している。5月末までに米東部バージニア州の母港ノーフォーク海軍基地に帰港し、300日以上におよぶ記録的な長期展開を完了する見通しだ。

フランスはなぜ空母を中東に派遣したのか

シャルル・ドゴールを中核とする空母打撃群は、米国とイスラエルがイランに対する航空作戦を開始した直後の3月初めに東地中海へ展開し、このほどスエズ運河を抜けて紅海に入った。これは、依然として商業通航がほぼ遮断されているホルムズ海峡の開放に向けたフランスのエマニュエル・マクロン大統領の取り組みの一環だ。

ペルシャ湾とアラビア海をつなぐ狭い水路であるホルムズ海峡は、世界の石油供給のおよそ5分の1が通過する。それがほぼ封鎖された状態になったため、石油価格が世界全体で高騰している。

フランス大統領府はシャルル・ドゴールの中東派遣について「われわれにはホルムズ海峡の安全を確保する用意があるだけでなく、そうする能力もあることを示すシグナルだ」と述べている。

北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるフランスと英国は、ホルムズ海峡の再開に向けた40カ国以上による多国間イニシアチブを主導している。ただ、両国とも軍事アセットの展開はあくまで防御的な性質のものだと強調している。

フランス軍事省は声明で「空母打撃群の移動はこの地域で開始された軍事作戦とは別のものであり、安全確保に向けた態勢を補完するものだ」と説明した

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翻訳・編集=江戸伸禎

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