将来の健康への不安が広がる
この状況が気になるのは、現在の食生活の変化が将来の健康不安へと地続きになっていることだ。生活習慣病(65.6%)、家族の健康(66.5%)、体調不良(57.7%)、栄養不足(58.4%)のいずれについても、6割前後が「現在の食生活が将来に影響する」と不安を感じると回答した。

食費を抑えながら生活するなかで、十分な栄養を取れているかという問いが、日常の底に静かに湧き出しつつある。
物価高が家計を直撃するとき、削られるのはまず食卓の質だ。食料品の減税を「必要」と答えた人が80.8%にのぼり、現金給付や商品券配布への支持を上回ったことも、個人の工夫だけでは届かないという実感の表れだろう。

【調査概要】
調査対象:世帯年収850万円以下の20〜60代(一人暮らし以外)の食料品購入者1005人
調査期間:2026年2月24日〜26日
調査方法:インターネット調査


