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2026.05.12 09:15

物価高が招く食卓の静かな劣化 栄養を意識しながら取れない6割の現実

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食料品の価格上昇が止まらない。厳しい家計のやりくりのなかで、真っ先に削られていくのはどこだろうか。

健康食品の販売・提供を手がけるサルベストロールジャパンが、世帯年収850万円以下の20〜60代を対象に実施した調査が、その実態を浮かび上がらせた。

節約の矛先は生鮮食品へ

95%以上が食料品の値上がりを実感するなか、物価高の影響で野菜や果物の購入を控えたと回答した人は約7割(「とても控えた」19.6%、「やや控えた」51.3%)にのぼった。米や調味料と違い、種類や量を日々調整しやすい生鮮食品は節約の矛先が向きやすく、意識しないうちに食卓から緑が遠ざかっていく。

注目すべきは、買い控えているのが食に無頓着な人たちではないことだ。日常の食生活で栄養バランスを意識していると答えた人は約8割にのぼる。

それでも約6割が「物価高の影響で栄養が取りにくくなった」と感じており(「とても感じる」13.1%、「やや感じる」47.9%)、意識だけでは補いきれない現実が浮かぶ。

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文=池田美樹

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